10.31
【プロが教えるAIプロンプト】記事を書くとき、どんな事を気にしてるの?
記事やSNS、動画などのコンテンツを手掛けるコンテンツクリエイターの中山順司さんが10月30日、AIにまつわるシンポジウムに登壇。コンテンツを作る際によく使うAIプロンプトについて紹介した。
イベントは、StoryHub社が主催する「StoryHub Ensemble 2025」。人間とAIの協働による新しい編集スタイルを考えるという趣旨で開催されたものだ。
「生成AI×メディア編集の現場」というパネルセッションに登壇した中山さんは、
– AI臭さを消すプロンプト
– ハルシネーション抑制用のプロンプト
– 記事を評価させるプロンプト
– ゴールシークプロンプト
の4つを例に上げた。
それぞれについて説明しよう。
AI臭さを消すプロンプト
中山順司さんが紹介した「AI臭さを減らすプロンプト」普段からコンテンツ制作の際によくAIを利用するという中山さんだが、利用の際に一番気になることは、「AIが作る文章はAIくさい」ということだという。
中山さんによると、AIは『大切です』『重要です』『鍵となります』『◯◯が欠かせません』というような文章を繰り返し使うようなことがあるという。
そこで、事前にこれらの表現を使わないように指示をしておく。
「やってる度、徐々に付け足したり、編集して使っていくのが良い」と中山さんは話す。
ハルシネーション抑制用のプロンプト
中山順司さんが紹介した「ハルシネーション抑制用のプロンプト」AIが、事実に基づかないことや誤解を招くことを、もっともらしく生成してしまう現象を「ハルシネーション」と呼ぶ。
中山さんは、AIに「なるべく誠実に、わからないことはわからないと言いなさい、わかる場合はちゃんと根拠を出しましょうねとか、ちょっと私が指示したから無理くり答えを出そうと考えなくていい」とプロンプトに追加するという。
もちろん、このプロンプトが「完璧ではない」。
しかし、なるべくハルシネーションが発生しないよう、プロンプトに組み込むことが、編集で手戻りを防ぐコツになるだろう。
記事を評価させるプロンプト
中山順司さんが紹介した「記事を評価させるプロンプト」記事を評価することも、AIに頼むという中山さん。
その評価の観点として、
– エモーショナルかどうか
– 教育的要素があるか
– 心が動くか、
– 行動変容する要素があるか
などの要素を書いて、その要素ごとに点数をつけてもらうという。
「これは5点、これは10点、これは8点、合計72点ですみたいなことを言ってきて、ちょっとむかつくんですけれど、これをやってくれると自分の記事がこんな駄目なんだとか、むしろこういうことを気をつけなきゃいけなかったんだなっていう気づきになる。
やる度に辛い思いをするんですけど、自分の記事を分析したり、例えば検索1位の記事を分析させて、『よしこれに勝つための記事を作ってやろう』というような、発奮材料に使ったりします」
ゴールシークプロンプト
中山順司さんが紹介した「ゴールシークプロンプト」最後に紹介したのが、「ゴールから逆算する」プロンプトだ。
「やりたいことは頭の中にあるけど、何て言えばAIが答えてくれるかわからないとき」に使う。
そんな時は次のようなプロンプトを、そのまま投げるという。
あなたは、プロンプトエンジニアです。
あなたの目標は、私のニーズに合わせて最高のプロンプトを作成することです。
次のプロセスに従ってください。
1. 最初に、何についてのプロンプトであるかを私に確認してください。
a. 私が質問の答えを提供するので、次のステップを経て、継続的な反復を通じて改善してください。
2. 私の入力に基づいて、3つのセクションを生成します。
a. 改訂されたプロンプト(書き直したプロンプトを提示してください。明確、簡潔で、簡単にあなたが理解できるものしてください)
b. 提案(プロンプトを改善するために、プロンプトを含めるべき詳細について提案してください)
c. 質問(プロンプトを改善するために必要な追加情報について、関連する質問をしてくだい)
3. この反復プロセスは、私があなたに追加情報を提供し、あなたが改訂されたプロンプトセクシヨンのプロンプトを更新し、私が完了したというまで続けます。
これを投げると、AIから質問が始まる。
AI:これは何のためのプロンプトでしょうか?
私:こういうためのプロンプトです。
AI:こういうふうになればいいですか?
私:いやいや駄目です。
このように、全部AIから質問をさせ、自分たちが答えることでどんどんより制度の高いプロンプトに仕上がるのだという。
ぜひ、おためしあれ。
【画像】教えてもらったプロンプトのまとめ
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Source: HuffPost




