2025
10.29

新たに別のヤードムからも基準超えの汚染を確認

国際ニュースまとめ

2025年10月29日、タイ食品医薬品局(FDA)は、ハーブ系嗅ぎ薬「ヤードム」の一部製品から、国の基準を超える微生物の混入が確認されたと発表しました。これにより、昨日明らかになった「ホンタイ(Hong Thai)」に続き、新たに「チャマハーブ(Chama Herb)」でも汚染が判明しました。

タイFDA、ヤードム「ホンタイ印 第2処方」に使用自粛を勧告、微生物汚染を確認

FDAのスパットラ・ブンソーム事務局長によると、今回の検査は2024年5月に「ヤードムにカビが混入している」との情報がSNS上で拡散したことを受け、複数ブランドを対象に無作為検査を行った結果、2製品が基準を超えていたということです。

1,ホンタイ(Hong Thai)フォーミュラ2
 登録番号:G309/62
 製造日:2024年12月9日
 検査結果:総細菌数、カビ、酵母に加え、病原性のある**クロストリジウム・パーフリンゲンス(Clostridium perfringens)**が検出され、基準を大幅に超過。

2,チャマハーブ(Chama Herb)
 登録番号:G561/67
 製造日:2025年3月3日
 検査結果:総細菌数が国の基準値を超過。

FDAは、両ブランドの該当ロットについて販売停止と市場からの回収を命令。製造元には原因の究明と再発防止策の提出を指示し、再検査で安全性が確認されるまで製造を一時停止させました。

スパットラ事務局長は、「問題は特定のロットに限られ、他の製品は安全に使用できる」と強調。消費者に対しては、購入前に製造番号を確認し、該当ロットの場合は直ちに使用を中止するよう呼びかけています。

 

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Source: タイランドハイパーリンクス