2025
10.28
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【難読熟語】意外と読めない「一入」は何と読む? 上皇后さま、孫正義、芥川龍之介など色んな人が使ってます。
難読熟語「一入」読み方は?知っている漢字が使われているのに読めそうで読めない難読熟語を紹介します。
今回のお題は「一入」。
なんと読むかわかりますか?
古くから現代まで、芥川龍之介さん、上皇后さま、孫正義さんなど様々な人が使っています。
当時皇后だった上皇后さま(2002年12月撮影) (Photo by Koichi Kamoshida/Getty Images)答えは
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「ひとしお」。
「ひときわ」「いっそう」など、程度を表す言葉です。
「一入」の使用例
「一入(ひとしお)」は、次のような文章で使われています。
「今回帰ることのできなかった人々の家族の気持ちは察するにあまりあり,その一入の淋しさを思います」(2002年「皇后陛下、お誕生日に際するお言葉」より)
「猿が恭しく押頂きましたので、大殿様の御機嫌は、一入よろしかつたさうでございます。」(芥川龍之介「地獄変」より)
「(シーズンは)スタートが悪かったので、喜びもひとしお。」(孫正義さん 2025年9月28日付「朝日新聞」より)
「入」を「しお」と読むのはなぜ?
レファレンス協同データベースによると、「しお」は染色などの時に液にひたす回数を表す言葉。
昭和初期に使われた辞書「大言海」では、「汐合の意〈略〉或は、醞る意にて、酒を造り、色を染むる汁の義かといふ」とする説が書かれています。
【画像】「一入(ひとしお)」の使用例
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Source: HuffPost




