パタヤのコンドミニアムで中国人2人を逮捕、覚醒剤と大量の電子タバコを押収

2025
10.28

チョンブリ県パタヤで2025年10月28日未明、中国人の男2人（46歳と33歳）が覚醒剤や電子タバコなどを所持していたとして、入国管理警察と地方行政当局の合同チームにより逮捕されました。各報道が伝えています。

当局によると、事件の端緒は薬物依存治療を受けていたタイ人女性の証言で、彼女は「中国人観光客とともに薬物を使用した」と話し、情報提供を行いました。これを受け、警察はジョムティエン地区のコンドミニアムを監視。駐車場で中国人2人が薬物を受け渡す様子を確認し、現行犯逮捕しました。

容疑者の所持品から覚醒剤（アイス）約49グラムと現金が押収されました。続く家宅捜索では、覚醒剤0.49グラム、吸引具、エアガン、デジタルスケールなどが見つかりました。

さらに別のコンドミニアムからは、電子タバコ「Marbo」ブランド約3000個、中国製たばこ200カートン、税証紙のない商品、「正規たばこ販売」と記された中国語の名刺などが押収されました。

取り調べに対し、2人はバンコク在住の中国人知人から薬物や電子タバコを仕入れ、外国人観光客のパーティーで販売していたと供述しています。

押収品は入国管理局チョンブリ支局に提出され、2人はパタヤ警察署に引き渡されました。警察は、外国人による薬物や密輸商品の流通ルートを引き続き調べています。