10.24
ホワイトハウス東棟がトランプ改装で「全解体」歴史ある建物が無惨な姿に
ホワイトハウス歴代のアメリカ大統領に利用されてきた歴史あるホワイトハウスのイーストウィング(東棟)が、トランプ大統領によってすべて取り壊された。
10月23日に撮影された画像には、応接室やオフィスがあった東棟が瓦礫と化す様子が写っている。
トランプ氏は22日夜に「世界最高峰の建築家たちと共に膨大な調査をした結果、建物全体を解体することにした。東棟の一部だけを残す案は意味がないと判断した」と述べていた。
しかし、この「世界最高峰の建築家」が誰なのか、どのような調査を行ったのは不明だ。
トランプ氏はホワイトハウスに約9万平方フィート(約8360平方メートル)、建設費用2億5千万ドル(約376億円)の大規模なボールルーム(舞踏会場)を作るために、東棟を解体した。
しかし、7月にボールルーム計画を発表した時には、「今ある建物には干渉しない。すぐ近くに作るが、接触することはない。私は今ある建物の大ファンだし、最大限の敬意を払う」と述べて、東棟をそのまま残す意向を示していたが、その考えは変わったようだ。
トランプ氏は、ボールルームの増設費用は、すべて民間の寄付と自身の資金で賄うと主張しているが、資金提供者全員の名前や支出額は公表していない。
また、東棟の解体は、ワシントンD.C.の政府庁舎の建設や大規模改修を管轄する、「首都計画委員会」の承認を得ていない。
しかし同委員会のウィル・シャーフ委員長は「審査が義務付けられるのは立て直しのみで、解体作業は不要だ」と主張している。
ウィル・シャーフ氏はトランプ氏の側近で元顧問弁護士であり、トランプ氏が改修計画を発表したのとほぼ同時期の7月に首都計画委員会の委員長に指された。
トランプ氏の東棟の解体やボールルーム増設は、歴史的な建造物の保存活動団体などから批判を招いている。
ナショナルトラストは21日、ボールルームはホワイトハウス自体を圧倒するような存在になるだろうと警告した。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。
Source: HuffPost




