10.22
「クマ」による死者数が過去最高に。「避け方・逃げ方・身の守り方」とは?
イメージ全国で「クマ被害」が相次いでおり、2025年度のクマによる死者数は7人と過去最高となった。
クマは、冬眠から目が覚める春先(4〜5月)と、冬眠に備えて餌を探し始める秋(9〜11月)に出没しやすいと言われており、特に今の時期は注意が必要だ。
クマに遭遇しないためにはどうすればいいのか。もしクマと遭遇したらどう行動すべきなのか。基本的な対策を振り返る。
人身被害は9月末時点で108人
「国民の皆様は、地方自治体が発信するクマの出没情報などに十分注意を払ってください」
10月17日、環境省からこんな大臣談話が発表された。
同省によると、2025年度のクマによる人身被害者数は、9月末時点で108人となっており、被害が甚大だった一昨年と同水準となっている。
被害の内容についても、家屋や商業施設など「人の生活圏」にクマが侵入する事案が多数みられ、「人慣れしたクマが増えている」と指摘する専門家もいるという。
このほか、山などでクマと遭遇するケースも相次いでおり、10月の死者2人はキノコ採りの最中に襲われた。
では、クマに遭遇しないためにはどうすればいいのか。同省は次のような注意を呼びかけている。
①クマの生息地にはむやみに入らない
②やむを得ず入る場合は、単独行動を避ける。また、鈴やラジオなど音の出るものや、適切なクマ撃退スプレーを携帯する
③人の生活圏では、クマの誘因物(家庭菜園の作物、ペットフード、夜間に出されたごみなど)となるものを適切に管理する
このほか、万が一クマに遭遇した際は、「落ち着いて距離をとる」ことを呼びかけている。
至近距離で出会った場合は、「両腕で顔面や頭部を覆い、すぐにうつ伏せになる」ことで、致命的なダメージを最小限にとどめられる可能性があるという。
攻撃を回避するのが難しい場合は?
登山を中心としたアウトドア用品を扱う「モンベル」も、公式サイトで「熊鈴」や「ホイッスル」の携帯を推奨している。
音質がタイプの異なる複数のベルを携帯するとより効果的だという。
また、遠目でクマを発見した場合は、両腕を振りクマに自分の存在を知らせながら、目をそらさずゆっくり静かに後退するよう発信している。
大きな声を出したり、背中を見せて走って逃げたりする行為は「NG」で、クマからの攻撃を回避するのが難しい場合は、「クマスプレー」を噴射し、クマがひるんだ隙に安全な場所に逃げる必要があるという。
なお、東京都では2024年4月から、地元住民や登山者、関係機関などから「ツキノワグマ」の目撃や痕跡が寄せられた情報を「東京都ツキノワグマ目撃情報マップ〜TOKYOくまっぷ〜」で共有している。
クマとの遭遇を避け、万が一クマを目撃した際は、市町村や警察に通報するよう呼びかけている。
【画像】クマに遭ったらどうするか?
Source: HuffPost




