2025
10.18
10.18
釣り糸に絡まったイルカの赤ちゃんを救助「わずか一本の糸がここまでの傷を与える」と豪専門家
オーストラリアのニューサウスウェールズ州フォースター沖で、尾びれに釣り糸が絡まったハンドウイルカの赤ちゃんの救助活動が行われました。
救助にあたったのは、シーワールドファウンデーション(Sea World Foundation)、鯨類の保護・研究団体(ORRCA)、そして地元のダイブセンターです。
ABC Newsによると、イルカは生後およそ10カ月とみられ、9月下旬にが母イルカとともに泳いでいる姿を確認されていました。
シーワールド・ファウンデーションはInstagramの投稿で、釣り糸が赤ちゃんイルカの尾びれに巻き付き、海藻やごみがさらに絡みついて泳ぎが妨げられていたと説明。尾柄部分には糸が食い込んだ傷があり、また泳ぎの制限によって脊柱側弯(せきちゅうそくわん)の症状がありましたが、回復の見込みは十分にあるといいます。
シーワールド・ファウンデーションの主任獣医師クレア・マデン博士は、「釣り糸が海藻などを引き寄せ、重りのように作用して尾に深く食い込んでいた」とABC Newsに説明。「わずか一本の糸がここまでの傷を与えるのは悲しいが、取り除いて再び母親のもとへ返せたのは最高の瞬間だった」と語りました。
幸いにもイルカの血流は良好で、薬を投与したうえで海へ帰されたといいます。母イルカは救出作業中も近くで見守っていました。
釣り糸による事故は後を絶たず、毎年約1500匹の海洋生物が釣り糸に絡まっているとABC Newsは伝えています。
【画像】釣り糸が絡まったイルカの赤ちゃん
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Source: HuffPost




