2025
10.11

派閥の存在こそが自民党長期政権の秘訣――「理と情の人」渡邉恒雄にみる政治学(下)

国際ニュースまとめ

今回の総裁選においては唯一残った派閥としての麻生派が無視し得ない影響力を示した[2009年1月7日、新年互礼会で談笑する当時の麻生太郎首相(右)と渡邉恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役会長=東京・帝国ホテル](C)時事

「議論の本位」とは何か

 福澤諭吉の『文明論之概略』(明治8年)は『学問のすゝめ』と並んで、福澤の代表的な著作であり、「日本の文明開化の決定的な礎石」(歴史家・神山四郎)と位置づけられている。福澤はこの書で、西洋の事情を紹介することを超え…

Source: Foresight