10.09
台風23号、本州南部を東に直進。三連休は広い範囲で雨に注意

10月8日(水)21時現在、台風23号(ナクリー)は日本の南を足早に北上しています。
しばらく北西に進んで沖縄・大東島地方から九州の南に向かい、その後は進路を東寄りに変えて三連休に本州の南を進む可能性があります。今後の台風情報に注意してください。
▼台風23号 10月8日(水)21時
中心位置 日本の南
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 30 km/h
中心気圧 1002 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
最新の台風情報
三連休に影響が出る可能性
今後の進路の予想を見ると、しばらく北西に進んで10日(金)頃に沖縄・大東島地方の付近、11日(土)頃に鹿児島・奄美地方の東へ達したあと、高気圧の縁を回るように進路を東寄りに変える予想です。
複数のコンピュータシミュレーション結果を比較すると、進路やタイミング、勢力の予想がばらついていることから、台風予報の誤差が大きい状況と考えられます。各地への影響を予想するのが難しくなっていますので、三連休に予定のある方は随時最新の台風情報をご確認下さい。
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秋の台風は要注意
台風の発生は、5日(日)に発生した台風22号以来で、今月3つめです。9月は平年と比べて発生数が多くなりましたが、10月もハイペースで発生が続いています。
台風発生数の平年値を見ると、10月の台風発生数の平年値は3.4個で、まだまだ台風の発生しやすいシーズンです。また、上陸数の平年値は0.3個で、およそ3年に一度、本土への上陸があることになります。
秋の台風は発達して急速に北上してくることもありますので、今後も台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
秋台風はなぜ怖い? 進路や速さに注意 上陸時の勢力も強い傾向
ウェザーニュースPro「台風可能性 15日間予測」
ひまわり9号衛星雲画像
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台風の名前
台風23号の「ナクリー(Nakri)」はカンボジアが提案した名称で、花の名前からとられています。
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Source: HuffPost

