10.06
約3カラットのダイヤモンドを1ドルショップのスコップで発掘。今年はダイヤの当たり年か(アメリカ)
米アーカンソー州の「クレーター・オブ・ダイヤモンズ州立公園」で2.79カラットのブラウンダイヤが見つかり、注目を集めています。
同園ではダイヤモンドを探して掘り当てると持ち帰ることができます。
ダイヤモンドを掘り当てたのは、オクラホマ州から甥の誕生日を祝うために訪れたレイネイ・マディソンさん一家です。
Fox Newsによると、9月13日、一家は公園のダイヤ探索エリア北側、プロスペクター・トレイルヘッド付近で掘削を開始。事前に1ドルショップで購入したスコップなどを使って、バケツ数杯分の土をふるいにかけて「細長く光る珍しい石」を発見しました。
州立公園の公式サイトでマディソンさんは「とても素敵だと思ったけれど、最初はそれが何かは分からなかったんです。正直、ダイヤにしては大きすぎると思いました!」と語っています。
その後、公園内の「ダイヤモンド・ディスカバリー・センター」で鑑定を受けた結果、チョコレートブラウンの色合いと独特な内包物を持つダイヤであることが確認されました。同公園の解説員、エマ・オニールさんは「ブラウンダイヤは、その形成時やマグマ内の移動で生じる“塑性変形”と呼ばれるプロセスで生成されます。変形により赤と緑の光を反射することで茶色に見えるのです」と説明しています。
マディソンさんは甥の誕生日にちなみ、この石を「ウィリアム・ダイヤモンド」と命名しました。同公園でことし登録されたダイヤの中で3番目に大きいもので、7月末に見つかった2.30カラットのダイヤを上回ります。
「2025年は大きなダイヤが多く見つかっています。これまでに2カラットを超えるダイヤは4つ登録されています」とオニールさんは公式サイトで話しています。CBS Newsによると、今年5月には3.81カラットの「デューク・ダイヤモンド」が発見されています。
アーカンソー州南西部にある同公園は、年間10万人以上が訪れる人気スポット。1906年にこの土地を所有していた農夫が初めてダイヤを発見して以来、7万5000個以上のダイヤが見つかっています。
2025年は今回で403個目の登録となり、まさに“ダイヤの当たり年”といえそうです。
【画像】これがダイヤモンドの塊!発掘されたウィリアム・ダイヤモンド
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Source: HuffPost




