2025
10.01

カルビーが人的資本経営に関するレポートを初公開。組織風土や制度、DE&I経営の課題まで明記

国際ニュースまとめ

企業の持続可能性に欠かせない働き手の確保。特に近年は働き手不足の深刻化やキャリアの多様化が進み、働き手にどのような価値やメリットを提供し、共感や納得を得られるかを追求することが、多くの企業にとっての急務となっている。

そうした中、カルビーは「Human Capital Report」を9月26日に公開。同社の人的資本経営における取り組みや方向性を、株主をはじめとするステークホルダーに向けて発信した。

組織風土や制度、そしてDE&I経営まで。課題まで明記したレポート

同社では、企業成長の基盤に「全員活躍」を位置づけている。今回が初となる本レポートは、同社の働き手や組織が持つ強さ、その変化を具体的に示すとともに、業界全体の方向性をより広く周知することで、共通の目標に向かって進むための指針を提供した。

本レポートは主に「カルビー流『全員活躍』の実現」、「独自指標『全員活躍指数(人的資本インデックス)』の策定」、「人的資本を通した価値創造ストーリー」の3つに焦点を当てている。 

「カルビー流『全員活躍』の実現」では「全員活躍=多様な人財がそれぞれの強みを活かし、組織や社会に貢献するとともに、自身の成長を通して幸せと誇りを感じる」という目標の実現に向けた人財ビジョンを紹介している。

また「独自指標『全員活躍指数(人的資本インデックス)』の策定」では、国内コア事業を支える『α人財』と、海外や新規事業を切り開く『β人財』の活躍を数値化し、相互信頼による相乗効果を評価する指標を紹介している。指標を通じて、人的資本経営の進展を定量的に評価することができているという。

さらに「人的資本を通した価値創造ストーリー」では、2030年の達成を目指す「Next Calbee & Beyond」の経営戦略と人財戦略が連動し、新たな価値を創出するための課題と施策方針や、具体的な取り組みを詳述している。

レポートは組織風土や制度、DE&I経営など、トピックが細分化されている。現状や目指す姿に加えて、「理念や創業の想いを共有し、自分の価値観や働く意義と結びつける機会が乏しい」 や「カルビーの歴史や『らしさ』が明文化されておらず、共通言語となっていない」などの乗り越えるべき課題まで明記されていることが印象的だ。

レポートの発表に伴い、同社執行役員 CHRO兼人事・総務本部長の人見泰正さんは「企業における価値創出の源泉は『人財』です」「『Human Capital Report』をお読みいただくことで、人財の可能性を引き出し、100年を超えてさらなる成長に繋げていこうとするカルビーグループの地道な取り組み、人的資本経営に対する考え方を、ステークホルダーの皆様方にご理解いただければ幸いです」とコメントを発表している。

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Source: HuffPost