2025
09.30
09.30
国益判断なきパレスチナ「国家承認」見送りの落とし穴
本来、ある国家を承認するか否かは、日本の国益の観点から判断し説明すべき事柄だ[パレスチナの国家承認について記者会見する岩屋毅外相=2025年9月19日、外務省](C)時事
日本はパレスチナ国家承認を見送った。二国家解決を掲げながら承認を拒む姿勢は矛盾し、実際には米国の意向を優先した判断とみられる。結果として国際社会の多数派から乖離し、信頼低下のリスクを抱えた、と言わざるを得ない。国家承認を見送った理由について、本来は、国益に基づき説明すべきである。日本が中東和…
Source: Foresight

