09.20
ディズニー元CEO、トランプ政権に脅され番組を中止したABC経営陣を批判「誰がいじめに立ち向かうのか」
カリフォルニア州イングルウッドで開かれたスポーツイベントに参加したマイケル・アイズナー氏(2025年5月8日)米ABCが、ジミー・キンメル氏の深夜トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』を無期限で中止したことについて、同局の親会社であるウォルト・ディズニー・カンパニーの元CEOマイケル・アイズナー氏が経営陣を批判した。
キンメル氏は9月15日放送の『ジミー・キンメル・ライブ』で、右派政治活動家チャーリー・カーク氏の暗殺に対する保守派の反応を批判し「政治的な点数を稼ごうとした」などと述べた。
この発言は保守派の怒りを買い、トランプ大統領の側近である連邦通信委員会(FCC)のブレンダン・カー委員長は、キンメル氏を処分しなければ、ABCと系列局に対してライセンス剥奪を含めた制裁を辞さないと警告した。
カー氏の警告の後、ABCは『ジミー・キンメル・ライブ』を無期限で放送中止にすると発表した。
この決定について、アイズナー元CEOは19日、「リーダーの統率力は一体どこへ行ってしまったのか?」とXに投稿した。
「大学の学長や法律事務所の経営パートナー、企業の最高責任者がいじめに立ち向かわないなら、誰が(言論や報道の自由を定めた)憲法修正第1条を守るために立ち上がるのだろうか?」
さらに、カー氏がライセンス剥奪をほのめかした直後に『ジミー・キンメル・ライブ』が放送中止になったことについて、「制御不能な脅迫の事例の一つだ」と書き込んでいる。
「憲法には『議会は、言論の自由や報道の自由を奪う法律を作ってはならない。ただし、自らの政治的または経済的利害にかなう場合を除く』とでも書いておくべきだったのかもしれない」
アイズナー氏は投稿で、キンメル氏について「とても才能があり面白い人物だと思っている」とも述べている。
ウォールストリートジャーナルによると、キンメル氏は発言への批判について17日の放送で、「一部のMAGA支持者によって意図的に曲解されている」と主張する予定だった。
しかし、経営陣はこの発言がさらなる問題を引き起こすことを懸念し、アイガー氏とディズニー・エンターテインメントの共同会長であるデイナ・ウォルデン氏が話し合って、番組の放送中止を決定したという。
ブルームバーグは、キンメル氏は18日にABCの経営陣と会って番組の今後について協議する予定だったと報じている。ただし、協議の結果がどうなったのかは不明だ。
アイズナー氏は1984〜2005年まで20年以上にわたりディズニー社のCEOを務めた。
言論の自由を守ることができていない経営陣に対する苛立ちをつづった同氏の投稿は、自身の後任であるディズニーの現CEOボブ・アイガー氏を暗に批判しているようにも見える。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
Source: HuffPost




