米・ミシガン州チャールトンタウンシップの森林で、YouTubeの屋外サバイバル番組に参加していた36歳の女性が行方不明となり、約18時間後に救出されました。

オチゴ郡保安官事務所の発表によると、女性は9月5日午後5時ごろ、水を探すため指定されたベースキャンプを離れたまま戻らず、番組主催者が独自に捜索を開始。しかし発見できず、翌6日午前5時に911へ通報し、捜索が始まりました。

ミシガン州警察によれば、警察犬部隊が氷嵐の被害が残る森林に投入され、午前10時40分ごろに州警察のヘリ「トルーパー6」が湿地帯で女性を発見。上空から救助隊を誘導し、地上部隊と消防隊員が無事に救出しました。

女性は冷たい雨の中でおよそ18時間を過ごしましたが、怪我はなく現場で医療チームの診察を受けた後に解放されました。

今回の救出には、オチゴ郡保安官事務所や消防隊、郡救急隊、ミシガン州自然資源局、さらに州警察の航空隊、警察犬部隊など多くの機関が協力しており、警察は「現場のすべての救助隊員の働きに敬意を表する」とコメントしました。女性の身元やYouTubeの番組名は公表されていません。

一方、YouTubeはABCニュースの取材に対して「このイベントには関与も認識もなく、この種のコンテンツを制作していない」と答えています。　

【動画】森の中で手を振って助けを求める女性

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