09.18
「政府に圧力を」ビリー・アイリッシュやキリアン・マーフィーら、ガザ停戦を動画で呼びかけ
「Together For Palestine」の動画に出演したビリー・アイリッシュ(中央)ら著名人たちビリー・アイリッシュさんなどの著名人が、ガザ停戦を呼びかけ、パレスチナの人々への連帯を表明する動画が公開された。
約1分間の動画は、9月17日にイギリス・ロンドンで開催されたブライアン・イーノさん主催のパレスチナ支援コンサート「Together For Palestine(パレスチナのために共に)」に先立って公開された。
動画にはビリー・アイリッシュさんのほか、「オッペンハイマー」のキリアン・マーフィーさん、「ジョーカー」のホアキン・フェニックスさん、ハビエル・バルデムさん、ブライアン・コックスさんなどの著名俳優も多く出演している。ノーベル平和賞受賞者でパキスタン出身の人権活動家マララ・ユスフザイさんも登場する。
「権力に対して真実を語ることがアーティストの役割」
ブライアン・コックスさんは、「パレスチナの人々に代わって真実を語らなければならない」と動画で述べた。
アメリカの写真家で活動家でもあるナン・ゴールディンさんは、「声を上げること、権力に対してリスクを負って真実を語ることは、社会でアーティストが担ってきた役割だ」と呼びかけた。
イギリス出身の作家マイケル・ローゼンさんは「私たちは、この国の指導者たちがガザやヨルダン川西岸での民間人の大量殺害に加担していることを知っている」と明言した。
イギリスの俳優でプロデューサーのスティーブン・ジョン・クーガンさんは、「声を上げるのは、終わってからではなく、今です。まさにこの瞬間に、政府に圧力をかけることが重要です。パレスチナのために平和的に活動している人々に支援をお願いします。停戦を求め、殺りくを止めよう」と訴えた。
「Together For Palestine」のウェブサイトによると、今回のイベントは、危機の最前線で活動するパレスチナ主導の団体に対し、数百万ドル規模の資金を集めることが目的。集まった寄付は全額、ガザ地区で活動するパレスチナの団体へ届けられるという。
国連人権理事会の調査委員会は9月16日に報告書を発表した。この中で、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区のパレスチナ人に対してジェノサイドを行っていると認定した。
Source: HuffPost




