2025
09.16

古本に挟まっていた2006年のレシート⇨誰かの「すてきな午後」に「想像が膨らみます」と反響

国際ニュースまとめ

古本に挟まっていた2006年のレシートがXで話題です。

投稿したのは、真昼造船さん(@mahiruzousen)。

「仕入れた古本から2006年の『すてきな午後』が出てきた」とコメントを添え、3枚の古びたレシートをアップしました。

レシートを見ると、新潟の万代シティの駐車場を利用し、紀伊國屋書店新潟店で本などを購入し、新潟伊勢丹でお茶とサンドイッチを食べたことがわかります。

真昼造船さんは、その後「よく見たらクリスマスイブだ!」と続けて投稿。レシートの日付を見ると、2006年12月24日となっています。

真昼造船さんに詳しく話を聞いたところ、この3枚のレシートが挟まっていた古本は内田百閒氏の『立腹帖』という文庫本で、新潟県長岡市で購入したのだそう。同書は、鉄道にまつわる話をまとめた一冊です。

続く投稿では、このレシートの持ち主を「喫茶店の注文から勝手に『30~40代くらいの夫婦』と推理してたけど、クリスマスイブに内田百閒(しかも『立腹帖』)買ってるくらいだから『喫茶店でベーコンサンドとミントティーとアッサムティー飲みながら内田百閒読んでる謎の男』説もあるな」とも推測しています。

この投稿には、「クリスマスイブ(それも日曜)の午後、紀伊國屋書店(当時は万代シルバーホテルビル)で内田百閒とカレンダー購入後に伊勢丹の英国茶店3人連れでドリンク2個とベーコンサンドの会計して、駐車代精算した人はどんな方なのか。想像が膨らみます」「駐車場のレシートが2000年代でも絶滅危惧種のやつだw もっと前は数字だけバンバン刻印するような見づらいやつもありましたね」などの反響が寄せられています。

真昼造船さんは、投稿についてこう話しています。

「内田百閒の作風や人間性を考えて、『クリスマスイブに内田百閒を買う』行為がとても『内田百閒的』な良さがあるなぁと面白く感じ、投稿しました」

また、反響の大きさについてはこう語っています。

「一晩寝て起きたら、たくさんのいいねが付いていて驚きました。皆さんそれぞれが『すてきな午後』の主人公を想像してくれて、うれしいです」

【画像】想像が膨らむレシート

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Source: HuffPost