2025
09.14

【レシピ】山形の郷土料理「芋煮」。日本一の「巨大鍋」イベントでも話題、発祥は1600年代半ば?

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山形の郷土料理として知られる「芋煮」。東北地方ではこの時期、河川敷などで鍋を囲む人たちの光景が見られますよね。

9月14日には山形市で「日本一の芋煮会フェスティバル」が開かれ、巨大鍋に入れられた芋煮を建設機械(バックホー)でかき混ぜる動画が、X上で「異次元」「生成AIではなくガチ」と話題になりました。

今回は農林水産省「うちの郷土料理」から、そんな芋煮のレシピを紹介します。

芋煮の歴史やレシピ

農林水産省によると、芋煮の発祥は1600年代半ばとも言われています。

山形県の中山町付近は当時、最上川舟運の終点で、荷物の引き取りが行われる場所でしたが、通信手段がない事から荷受人が現れるまで何日もかかることがあり、舟の船頭たちが河原で鍋を囲んで宴を開いていたそうです。

また、船着場の近くに里芋の名産地・小塩集落があり、そこでは手に入れた里芋などを鍋で煮て食べていたといい、それが現在の芋煮のルーツとされています。

芋煮の味付けや具材の種類は地域によって異なりますが、基本の具材は里芋、牛肉、こんにゃく、ねぎ。日本海側では牛肉の代わりに豚肉を使い、厚揚げ、こんにゃく、ねぎなどを用いるそうです。

それでは、以下が芋煮のレシピ(4〜5人分)です。皆さんもぜひ試してみてください。

▽材料

・里芋(皮つき)500g

・板こんにゃく1/2枚

・牛肉(バラ肉、切り落とし肉など脂身の多い部位が好ましい)150g

・長ねぎ1本

・醤油大さじ4

・砂糖大さじ1・1/2

・清酒(日本酒)大さじ3

・水800cc

▽作り方

①里芋は皮を剥いて大きめの一口大に切る

②牛肉は4cmくらいに切り、ねぎは大きめの斜め切りにする

③板こんにゃくは手で一口大にちぎる。精粉でつくられているこんにゃくの場合はゆでこぼしの操作は無くても良い。生芋こんにゃくを使用する場合は、ゆでこぼし操作が必要

④鍋に分量の水と里芋とこんにゃくを入れて火にかけ、軽く沸騰してきたら醤油大さじ1を加えて、煮る

⑤里芋が柔らかくなったら、牛肉と残りの調味料(醤油大さじ3、砂糖、日本酒)を入れ、アクをすくいながら煮る

⑥ねぎを加え、くたくたになるまで煮こみ、味を染みこませる

【動画】うまい!「芋煮」のレシピがこれだ

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Source: HuffPost