2025
09.13
09.13
ブルーインパルス「みんなの家の油で飛びます」。どんな意味があるの?
ブルーインパルスの飛行イメージ9月13日に東京都上空で飛行展示を行うブルーインパルス。
その燃料に、家庭から出た廃油が使われることになりました。
そのことに重要な意味が含まれています。3つのポイントでまとめました。
1. 家庭の廃食油が燃料
東京都と企業の連携で始まった「東京 油で空飛ぶ 大作戦」。
都庁や区市町村に設置された回収ボックスで集まった廃食用油の一部が、最新技術で持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)に生まれ変わりました。
大阪・堺市の製造設備から出荷され、9月10日に羽田空港でブルーインパルスに供給されました。
2. 日本初の超本格SAF製造がスタート
今回SAFを提供するのは、日揮HD、コスモ石油、レボインターナショナルの3社が2022年に立ち上げたSAFFAIRE SKY ENERGY。
年間3万キロリットルのSAF供給を目指し、2025年4月から主要な航空会社への供給も開始しています。
燃料は国際認証(ISCC CORSIA/EU)も取得済み。「世界水準」のクリーン燃料です。
3. ブルーインパルスが未来を証明
9月13日、ブルーインパルスが国産SAFを搭載して大空を舞います。
都民の協力を元に、国内資源循環の進展を示すシンボルな取り組みとなり、脱炭素社会実現に向けた機運向上の、さらなる促進が期待されます。
【画像】ブルーインパルスの飛行ルートなど
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Source: HuffPost




