米・テキサス州ウェーコで、野生動物保護施設「ウェーコ・ワイルドライフ・レスキュー」から2匹のカンガルーが逃げ出す出来事がありました。

9月2日の夜、職員が複数の門を閉め忘れたことが原因で外に出てしまったといいます。　

施設の創設者ベン・クリスティー氏は当時を振り返り、「カンガルーが敷地の外に出ているなんて連絡が来ると、本当に驚きますよ」と、ABC Newsに語りました。

現場に駆けつけたウェーコ警察のアディソン・サーケルセン巡査も、「衝撃でした。最初は冗談かと思ったんですが、現地に着くと本当に2匹のカンガルーがいたんです」とコメントしています。

カンガルーは近隣の敷地に入り込みましたが、地域住民や施設に動物を預けたことのある人々から一斉に通報が寄せられ、警察や消防が救出に加わりました。KXXVによると、動物にけがはなく、すべて無事に施設へ戻されています。

クリスティー氏は「神様と警察のおかげで無事に戻ってきました。本当にありがとう。ぜひ寄付をお願いします。職員が門をきちんと閉められるよう訓練するためにも（笑）」と感謝を述べました。

ウェーコ警察署も公式Facebookで次のように投稿しています。

「いつものパトロールとは違いましたが、今回の事態にはすぐに“ジャンプ”して対応しました。逃げ出したカンガルーたちは全員、無事に帰宅しました！」

【動画】カンガルーはこうやって捕まえます！捕獲の様子はこちら

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