09.09
「夢洲」の読み方は?「"ゆめす"じゃなかったんだ…」どうして「島」の字を使わないの?
「夢洲」の読み方は?大阪・関西万博が開催されている夢洲ですが、この土地の名の読み方について戸惑う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「夢洲」の読みは「ゆめしま」。
東京の「豊洲」が「とよす」と読むこともあり、Google等の検索エンジンでは「ゆめす」と検索する方もいるようです。
「ゆめす」と検索する人が、一定程度みられます。どうして「ゆめす」ではなく、「ゆめしま」と読むの?
では、なぜ、夢洲は「ゆめしま」と読むのでしょうか。
答えは、地名の由来にありました。
1991年4月16日付の朝日新聞によると、「夢洲」の名は公募で決まりました。応募総数1673件の中から、大阪市在住の松永一樹さんが応募した「夢洲」が選ばれたのです。
松永さんは、大阪湾にちなむ古今集の和歌、「住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ」から「夢」を連想したといいます。
一方で、「州」を「しま」と読む理由については、当時松永さんは理由を示していなかったようですが、このとき「夢洲」と同時に募集があった「舞洲(まいしま)」、「咲洲(さきしま)」でも、同様に「しま」の読みで応募していました。
選考委員の間でも話題に上らなかったといいます。
この記事の翌年の同新聞では、「州」が使われた理由について、次のような推測が書かれています。
「土砂が堆積(たいせき)して陸地のようになり、水面から出ている所」(大辞林)を指す「洲」。この都市日本の国の古称である「大八洲(おおやしま)」など「土地・国」の意味で「シマ」が使われる例があります。日本地名研究所の菊地恒雄さんは「これを念頭に応募者は『シマ』と読ませたのでは」と推測します。
2019年2月13日付「朝日新聞」より
では、豊洲(とよす)は?
なお、東京の「豊洲」は、1937年に正式に命名されました。社団法人 東京都地質調査業協会の資料によると、将来の発展を願い豊かな州となるようにこの名が付けられたそうです。
こちらの「洲」の読み方は、一般的に使われる「す」となっています。
【画像】難読地名集。いくつ分かる?
Source: HuffPost




