2025
09.04
09.04
台風15号が九州に接近、宇宙からはどう見える?宇宙飛行士が今朝の様子を撮影
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のJAXA宇宙飛行士・油井亀美也(@Astro_Kimiya)さんが9月4日朝、台風の接近する日本列島の写真をXに投稿し、注目を集めています。
「皆さん、おはようございます! 先ほど、九州の上を通過したのですが、分厚い雲に覆われていて『地上では激しい雨が降っているのでは?』と心配になりました」というコメントとともに、2枚の写真を公開しています。
油井さんはさらに「雨の強く降っている地域やこれから降ることが予想されている地域の方は、十分警戒してください」と注意を呼びかけました。
気象庁の発表によると、4日午前3時に奄美大島の東で台風第15号が発生。時速30キロのスピードで北に進んでいます。中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。4日は日本の南を北上して九州にかなり接近し、5日は進路を東寄りに変えて西日本から東日本の太平洋側沿岸を東に進む見込みで、九州地方では、すでに激しい雨が観測されています。
油井さんは前日にも「日本付近で雲の塊が渦を巻き始めている」と投稿し「今後の動きによっては、日本にも悪影響があるかもしれません」と警戒を呼びかけていました。
SNSでは、「宇宙からの注意喚起、ありがたいです」「台風には何事もなく過ぎ去ってほしい」「まさに宇宙からの防災支援」といった声が寄せられています。
【画像】厚い雲に覆われた日本列島
Source: HuffPost



