08.31
退職代行、「利用したい」人は何%?「時代に合った仕組み」「無責任」の賛否両論、多い意見は

働く人の代わりに、専門業者らが退職の意思を企業に伝え、退職に関する手続きを代行する「退職代行サービス」。
キャリアバディが8月に実施した調査では、「時代に合った仕組み」(65.0%)、「便利で賢い選択だと思う」(14.0%)といった肯定的な声が上がる一方で、「無責任で逃げているように見える」(13.5%)など、賛否両論ある実情が分かった。
◆退職代行「状況次第では利用したい」が7割
調査は退職代行に関する世間の認識を明らかにする目的で、8月18日から20日、国内在住の労働者200人を対象に、インターネット上で実施した。
退職代行の認知度について、最多の回答は「なんとなく知っている」で79.0%。「よく知っている」(15.5%)と合わせると、94.5%が認知していることが分かった。
これまでに退職代行サービスを実際に利用したことがある人は10.5%、ない人は89.5%。検討については「ある」が26.0%、「ない」が74.0%だった。
退職代行サービスを利用することへの考えについては、多い順に、「状況によっては使っても問題ない」(64.5%)、「使っても問題ない」(14.0%)、「出来る限り使うべきではない」(10.5%)、「どちらともいえない」(9.0%)、「状況を問わず使うべきではない」(2.0%)となった。
今後退職を考えることになった場合、退職代行を使用するかについては「状況次第では利用したい」が71.0%、「ぜひ利用したい」と「利用したくない」がそれぞれ14.5%だった。
担当者は調査結果について「潜在的なニーズの大きさが明らかになりました」と分析。その上で、「『時代に合った仕組み』と肯定的に捉える人が6割を超える一方で、『無責任』と否定的に見る人も一定数いることから、社会的評価が分かれている現状も浮き彫りになりました」と指摘している。
Source: HuffPost




