2025
08.26

6年間行方不明のジャーマンシェパード、奇跡の帰還。運河で救出され、家族に再会する 米・フロリダ州で

国際ニュースまとめ

アメリカのフロリダ州フォートローダーデールで、6年間行方不明だったジャーマンシェパード犬の「ベラ」が運河から救出され、飼い主のニコルソン一家と再会した。

8月5日朝、フォートローダーデール消防局は「犬が運河に落ちた」との911通報を受けて出動。消防士は弱っていたベラを発見し、抱き上げて救助した。消防局のデイビッド・ランダーズ大尉は「命は命です。動物であれ人間であれ」とCBS Newsに語っている。

救出後、警察がベラに埋め込まれていたマイクロチップを確認したところ、2018年に郡の動物保護施設から譲渡されていた記録が見つかり、飼い主が判明。

ABC Newsが報じた飼い主一家の話によると、一家は2018年にベラを迎えたが、火災で家を失った。火災後のホテル生活中に友人にベラを預けたが、その友人が無断で別の人物に譲ってしまい、そこから行方不明になっていたという。

一方で、再会の数日前、18歳の長女リバティさんが「ベラの夢を見た」と母に話し、その直後に警察から「ベラが見つかった」と連絡があったのだという。「これは神様のお導きだと思いました。夢が叶ったようです」とリサさんは振り返っている。

ニコルソン一家は約200マイルを車で走り、公園でベラと再会。リサさんは「ベラを抱きしめたとき、家族が再びひとつになった気がしました」とPEOPLE誌に語った。一家は歓迎パーティーを開き、新しいおもちゃやおやつ、そしてステーキをベラに用意した。

「ベラは多くのことを経験してきました。これは第二の人生のチャンスです。私たちと同じように扱います。私たちがステーキを食べるときはベラにもステーキを。新しい服を買うときはベラにも新しい服を」とリサさんは語っている。さらに、「犬を手放さざるを得ない事情があっても、その家族を責めないでください。私たちも苦しんでいました。でも今は心が癒されました」と付け加えた。

【動画】感動の再会と、ベラ救出の様子

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Source: HuffPost