08.15
エアコン、夜は“つけっぱなし”でもいい?快眠の鍵となる温度&湿度設定とは

気温が高く寝苦しい夜は、気づかぬうちに熱中症になってしまうおそれがあります。また、睡眠不足が日中の熱中症のリスクを高めることも。就寝時にはエアコンを上手に利用することが大切です。

夏は室内環境のバランスを取るのが難しい時期ですが、快適に眠るためには、どのように室内環境を整えたら良いのでしょうか。
エアコンをつけても寝苦しさを感じる人が多い
「私たちは、2023年6月16~18日の期間、小学生以下の子どもがいる夫婦(東京・大阪在住の男女600名)を対象に、「夏の就寝時に関する調査」を実施しました。
調査によってわかったのは、50.3%の人が、就寝時にエアコンを使用しているにも関わらず“寝苦しさ”に悩んでいることでした。この結果から、エアコンをうまく活用できていない方が多いことがうかがえます」(三菱電機 霧ヶ峰PR事務局)
快眠の決め手は、布団の中の「快眠温度」と「快眠湿度」
「布団の中の快眠温度は約33℃、快眠湿度は約50%です。この温度と湿度になるよう睡眠環境をコントロールしてください。
そして、快眠のためには、タイマーを使わず“一晩中つけっぱなし”にすることがオススメです。三菱電機の試験結果では、夏場の睡眠中にエアコンが切れると1時間後には1.5℃〜2.5℃の室温上昇が確認されています(外気温30℃・外気湿度75%)。睡眠中に室温が上昇することで目が覚め、睡眠の質が低下する可能性があるのです。
湿度を低く抑えるためには、通気性の高い敷きパッドを使いましょう」(三橋さん)
電気代などの悩みを解決するには
「三菱電機 霧ヶ峰PR事務局の調査によると、エアコン使用時のお悩みの1位は“電気代が高くなる”(66.7%)でした。
電気代が気になる場合は、設定温度を28℃にしてエアコンを一晩中つけ、通気性が高い敷きパッドを活用するのがおすすめです。背中がマットレスに密着していると背中が蒸れ、不快感で目が覚めてしまうからです。
また、横向きで寝て背中の蒸れを防ぐのもおすすめします。抱き枕を使うと体の圧力が分散されるので、横向きで長時間眠ることができます」(三橋さん)
これらのアドバイスを取り入れて、よりよい睡眠を得たいものです。暑くて寝苦しい真夏の夜は、エアコンを上手に使って乗り切りましょう。
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Source: HuffPost

