2025
08.12

頭に容器をかぶったまま約80キロ移動。1週間以上さまよったクマを無事救出【米・ウィスコンシン州】

国際ニュースまとめ

米・ウィスコンシン州北部で、プラスチック製の容器に頭がはまったまま1週間以上も生き延びた2歳のクマが、関係機関と住民の協力によって無事に救出され、森へ帰された。

ウィスコンシン州自然資源局(DNR)によると、このクマはプラスチック容器をかぶったまま、ベイフィールド群、ダグラス群、ソーヤー群をまたぎ、約80キロを移動。7月下旬から複数の地域で繰り返し目撃されていた。米国農務省(USDA)野生動物サービスとDNRは、通報をもとに罠を設置し追跡を続けたが、捕獲は難航した。

転機は8月3日。「プラスチック容器をかぶったクマが庭にいる」との通報が入り、現場に向かった職員が住民の安全を確保したうえで麻酔銃を使い、慎重にクマを眠らせた。その間、頭部を覆っていた硬いプラスチック容器を切除し、呼吸や視界を妨げていないか丁寧に確認。けがや衰弱の程度を検査し、問題がないことを確認してから、安全で食料と水が豊富な森へと移送し放した。

救出に関わった動物保護協会のジェイミー・モーリー氏は、「今週の初めは『絶対に助からない、この話はハッピーエンドにならない』と思っていました。でも、生きていて、頭にもう容器はありませんでした」とCBS Newsに語った。

DNRのランディ・ジョンソン氏は、「このような事例は時折発生します。クマが多いですが、時にはシカの場合もあります」と説明。また「容器が頭にはまっていた正確な期間は不明だが、この時期は森の食料が最も豊富で、冬までに健康を取り戻す時間がある。回復の見込みは十分です」と述べた。

救出時、クマは体重約32キロと、同年齢の夏の平均体重(45〜68キロ)を大きく下回っていたが、けがはなく健康状態は良好だった。容器をかぶったままでも水に頭を浸して飲むことはできていたとみられる。放された直後には近くのベリーを食べ始めたという。

DNRとUSDAは、追跡中に目撃情報を提供した住民に感謝を表明し、クマには識別用の耳タグを装着。またジョンソン氏は、Independentに対し「野生動物はゴミをあさる際に物が頭にはまることが多い。生息地近くの住民はゴミをしっかり管理してほしい」と注意喚起した。  

【画像】よく生き延びたね!容器に頭がはまったクマの救助の様子

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Source: HuffPost