08.12
「セックストイ」を米女子バスケのコートに投げ込む事件、企画したグループが判明。動機が明らかに
カリフォルニア州ロサンゼルスで行われたWNBAインディアナ・フィーバーとロサンゼルス・スパークスの試合(2025年8月5日)アメリカの女子プロバスケットボールリーグ・WNBAの複数の試合で、コートにセックストイのディルドが投げ入れられた事件で、暗号通貨グループが関与を認めた。
グループはセックストイを投げ入れることで注目を集め、自分たちのミームコインを宣伝しようとしたと説明している。
関与を認めたのは、ブロックチェーンのイーサリアムで、ミームコイン「グリーン・ディルドコイン」を発行したグループだ。
グループは7月28日にグリーン・ディルドコインを発行。翌29日に、最初のディルド投げ入れ事件が発生した。また、バースツールスポーツが8月6日にグループの存在を報じた後、コインの価格は急騰した。
企画者が語った動機
アカウント名「@Daldo_Rain」でSNSを利用しているグリーン・ディルドコインの広報担当者は、「この場所で影響力を得るためには…インフルエンサー集団にお金を支払う、もしくは自らの魂やプロジェクトの運命を犠牲する代わりに、バズる行為をしなければならなかった」とUSAトゥデイに語っている。
ネオングリーンのセックストイがWNBAの試合中に観客席からコートに投げ入れられる事件は、7月29日にジョージア州カレッジパークで行われた試合から、8月7日のイリノイ州シカゴでの試合まで7回続いた。
これまでに、2人の男性がセックストイを投げ入れた容疑で逮捕されたが、グリーン・ディルドコインの広報は、2人は同グループとは関係がないとUSAトゥデイに述べている。
また、広報は誰かを傷つける意図はなかったとも主張。グリーン・ディルドコインは、暗号通貨の「有害」な文化に抗議するために作られたものであり、小規模暗号通貨の発行者はインフルエンサーのような影響力を持つのが難しいと語った。
選手たちは批判。揶揄する有力者も
しかし、セックストイの投げ入れは大きな問題となっており、WNBAの選手やファンらは無礼な行為だと非難して、止めるよう求めてきた。
インディアナ・フィーバーのソフィー・カニングハム選手は8月1日、「コートにディルドを投げるのはやめて…私たち選手の誰かが怪我をするかもしれない」とXで訴えた。
stop throwing dildos on the court… you’re going to hurt one of us.
— Sophie Cunningham (@sophaller) August 2, 2025
ニューヨーク・リバティのイザベル・ハリソン選手も同日、Xに「もっと良識を持ってください。全然面白くないし、コートに何かを投げることはとても危険です」と投稿。
シカゴ・スカイのエリザベス・ウィリアムズ選手は、8月1日の試合でセックストイが投げ込まれた後、「とても無礼だと思います。全く意味がわかりません。本当に幼稚です。やった人は、成長すべきです」と記者団に語った。
一方、トランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏は7日、この事件を揶揄するかのように、父親がホワイトハウスの屋根から緑色のセックストイをWNBAのコートに投げ入れるAI画像を投稿した。
元MSNBCの司会者メフディ・ハサン氏は、このトランプ・ジュニア氏の投稿について「覚えていますか、これは『女子スポーツを守るため』という理由でトランスジェンダーの人たちを非難しているのと同じ人たちですよ」とXで指摘した。
グリーン・ディルドコインの広報は、「私たちは女性スポーツが嫌いだからやったわけではない」とUSAトゥデイに述べている。
「試合での混乱を起こす行為は、どのスポーツでもありますよね?NFLでも、ホッケーでも……注目を集めるためにファンは色々なことをやります」
また今後も「いたずら」を続けるものの、「もっと軽く、趣味の良いものになる」とも語った。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
Source: HuffPost




