2025
08.10

大阪「空心 伽藍堂」の海南鶏飯に広島「むさし」の俵むすび…お目当ての“駅弁”をついに…!

国際ニュースまとめ

「空心 伽藍堂(くうしん がらんどう)」の「海南鶏飯」「空心 伽藍堂(くうしん がらんどう)」の「海南鶏飯」

白央さんに前回、「忘れられない駅弁」はありますか?と問いかけていただいたので、駅弁についていろいろ考えてみたのですが、私には駅弁の記憶がなかったことに気づきました。 

だいたいの理由はわかっているのです。四国で育ったので、新幹線に乗ることがほとんどありません。しかもJRに乗って県外に行った経験がほとんどないんですね。四国内を移動するときは主に車だし、JRに乗って遠距離を移動したのは、高校時代に特急「しおかぜ」に乗って岡山まで行き、そこから新幹線に乗ったときくらい。しかし、そのときに電車移動に慣れておらず、乗り物酔いをしてしまい、それからその路線には乗ったことがないのです。 

移動手段は福岡に行くにも、広島に行くにも、大阪に行くにもフェリーや水中翼船などの船に乗っていました。東京には飛行機です。今や松山から発着する航路も減ってきて、あんなによく乗っていた福岡に行くフェリーも水中翼船もなくなったと知って、非常に寂しく思いました。 

お目当ての駅弁は…

「空心 伽藍堂(くうしん がらんどう)」の「海南鶏飯」「空心 伽藍堂(くうしん がらんどう)」の「海南鶏飯」

最近、広島に行く仕事がありました。新幹線で移動するのに途中、大阪にも立ち寄ったりしたので、これはいい機会と駅弁を買ってみることにしたのでした。

お目当ては、新大阪駅構内にある「空心 伽藍堂(くうしん がらんどう)」の「海南鶏飯」です。最近、ネットでも話題になっていて、大阪に寄ることがあったら絶対に食べてみたいと思っていたのでした。確か白央さんもポストしていましたね。

駅弁の写真を見ていたときから思っていたんですが、これは「海南鶏飯」ではありますが、かなり香港の焼味(シウ・メイ)、つまり映画『トワイライト・ウォリアーズ』に出てきた叉焼飯(チャーシューハン)に近いものがありますね。

香港の焼味のお店では、鶏、鴨、叉焼から何種類かを選んでご飯にのせて食べることが多いですし、鶏や鴨の場合には、葱油がついています。この葱油がクセになる味で、むしろ私は葱油目当てで焼味を食べていたところがあります。家でも再現しようと思って、刻んだネギに顆粒の中華だしをまぜ、その上にアツアツの油を注いで、自家製の葱油を作ったこともあるくらいです。

「空心 伽藍堂」の「海南鶏飯」のなにがいいって、この葱油がたっぷりついているところなんですよね。

1994年から香港に行くようになって、そこで焼味を知って、その後2001年に上京してきた自分にとって、東京で「これは焼味に近いものなのでは?」と思ったのが、西荻窪の「夢飯」というところで食べた海南チキンライスでした。当時はまだ海南チキンライスがそこまでメジャーではなかったこともあり、ジャスミンライスの上にチキンがのっているというこのメニューがすごく珍しく、そして同じようにジャスミンライスの上に鶏がのっている焼味を思い出したのです。

しかも、「夢飯」のチキンには、茹でたものと揚げたものもあって、食べがいがあるし、トッピングでザーサイ卵焼きというものがあって、アレンジがすごく好みで、当時もよく行きましたし、最近もたまに訪れています。

そんな海南チキンライスがお弁当になるなんて考えてもいなかったので、「空心 伽藍堂」さんが駅弁にするというのはとても斬新でなんていいアイデアかと思いました。また新大阪駅に立ち寄ったら購入したいと思います。

広島では「むさし」の俵むすびのお弁当を

「むさし」の俵むすびのお弁当「むさし」の俵むすびのお弁当

今回は広島での仕事が目的でしたので、広島でもなにかしらの弁当を買おうと、駅付近のデパ地下やお土産屋を散策しました。広島の駅弁というと、カキやあなごを使ったものが多いみたいですね。

迷っていたところ、友人が「むすびのむさし」がいいよとLINEをくれました。ちょうど歩いていたら、まさに「むすびのむさし」の店舗があったので、俵むすびのお弁当を購入してみました。

私が子どもの頃、お弁当に入っているおむすびは基本、俵むすびで、中学に入るまで、三角むすびの握り方を知りませんでした。なぜ記憶しているかというと、家庭科かなにかの授業で、クラスメイトが、器用に三角むすびを握っていて、三角むすびってこうやってむすぶのか!と思って、その女の子がまぶしく見えたことがあったからでした。

そんなこともあって、俵むすびは妙になつかしく思うものでもあります。しかも、「むさし」のおむすび、ほろほろでおいしいし、具材も練り梅、昆布、かつお、お進香、しば漬けの五種類でバランスがいい! 

今回、実は広島から実家のある松山までフェリーに乗って帰る予定だったため、「俵むすびのお弁当」を持って、広島の路面電車に乗って広島港まで行き、船に乗りながら食べようと決めていました。一個食べて後は船内で…と思っていたら、船が来るまでに全部たいらげてしまいました。

特別変わったところはないお弁当ではあるのですが、これは妙に癖になるところがあり、たぶん広島に行ったら、またこの「むすびのむさし」のお弁当を買ってしまうことでしょう。 

白央さんも、駅弁について書いてみたいと書かれていたので、次回、白央さんがどんな駅弁に思い出があるのか、楽しみにしています。 

(文:西森路代  編集:毛谷村真木/ハフポスト日本版) 

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Source: HuffPost