08.08
アップルのクックCEO、トランプ大統領へのギフト贈呈に「気持ち悪い」の声。「プロ級のゴマすり方法を世界に示した」
ドナルド・トランプ米大統領(左)とアップルCEOのティム・クック氏(右)=2025年8月6日、米ワシントンDC・ホワイトハウスアップルCEOのティム・クック氏が、ドナルド・トランプ米大統領との「恥ずかしく吐き気がする」ような会談を行ったとして、ソーシャルメディア上で批判を浴びている。
クック氏は8月6日に行われた会談で、24カラットの金の台座の上に置かれた、アップル製の「特別な」ガラス作品をトランプ氏に贈呈した。
「このガラスはコーニング社が製造したもので、大統領のために刻印を施した、世界で1つだけの特別な品です。デザインは、現在アップルに勤める元米海兵隊伍長によるものです」とクック氏は説明。「そして台座はユタ州で造られたもので、24カラットの金製です」と続けた。
トランプ氏は今年初め、米国へのすべての輸入品に対して高い国際関税を課すと発表し、外国製造に依存する米企業に対し、生産を国内に戻すよう促してきた。
クック氏との会談は、事実上、アップルがその方針に従ったことを祝う場となった。
またトランプ氏は同日、輸入半導体チップすべてに100%の関税を課すと発表したが、米国内製造に投資する企業は免除されると述べた。今後4年間で6000億ドル(約88兆円)の追加投資を行うと表明したアップルは、その免除を確保したと明らかにした。
トランプ氏は大統領執務室での記者会見で「アップルのような企業にとって朗報なのは、アメリカ国内で製造している、または製造すると明確に約束している場合、関税はかからないということだ」と述べた。
アップルはそれを受け、「世界中で販売されるすべてのiPhoneとApple Watchに、ケンタッキー州製のカバーガラスが使用されることになる」と発表した。
これはアメリカの製造業の復活を望む有権者には魅力的に映るかもしれないが、クック氏の会談に嫌悪感を抱く人々もいた。
Xでは、「これは、家族を殺されないよう金正恩に懇願するときにする事のよう見える。我々は今やそんな状況にあるのだろう」「ティム・クックは、プロ級のゴマすり方法を世界に示した」「気持ち悪い」「哀れ」など、クック氏の行動を憐れむ声が多く挙がった。
クック氏は、このように権力者にひざまずく最初のテック界CEOではない。メタのマーク・ザッカーバーグ氏やアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏も、トランプ氏第一次政権の前後には批判的な発言をしていたにもかかわらず、再選後には自主的に会食をしている。
もっとも、クック氏は以前にもトランプ氏に贈り物を渡している。2021年には、トランプ氏がホワイトハウスを去る前に約6000ドル(約88万円)のMacBook Proを贈っている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
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Source: HuffPost




