「引き出しから作ったピアノ、のようなもの」という一言とともに投稿された謎の自作楽器が、SNSでじわじわと話題を呼んでいます。

この楽器を制作したのは、創 自作楽器（@kajiisou）さん。全国各地を巡って、日用品や廃材をもとに制作したオリジナル楽器で演奏する活動を続けています。今回話題になっているのは、その名も「引き出しピアノ」。

古い引き出しの上に木の板を張り、箱状にした本体に、ギター弦とバネで動く鍵盤を取り付けた構造で、鍵盤を叩くと音が響く仕組み。

約1カ月かけて制作したこの楽器は、見た目こそ素朴ですが、「音が一度に複数出る」「ドレミではない音階が鳴る」といったユニークな工夫が詰まっています。

投稿には「ハンマーダルシマーっぽい音」「琴に近い響き」といったコメントが寄せられ、楽器ファンからの関心も高まっています。

創さんは「好意的な反応が多くてうれしいです」と語りつつ、今後も予想外の素材から新たな楽器を生み出していく予定とのこと。音楽の可能性は、想像力次第でどこまでも広がっていきます。

【動画】引き出しから作ったピアノ、のようなもの

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