7月30日午前8時25分頃にカムチャツカ半島付近で発生したマグニチュード8.7（速報値）の地震により日本で津波警報が出される中、アメリカのハワイ州やアラスカ州、カリフォルニア州にも津波警報や注意報が発令されている。

ハワイでの津波の到達予想時刻は29日の午後7時10分（現地時間）と予想されており、街ではサイレンが鳴り響き、人々に高台に避難するよう呼びかけた。FOX Newsはハワイ沿岸のライブ動画を配信している。

現地ハワイのカイムキエリアに住む女性によると、日本人観光客にも人気のワイキキエリアでは、飲食物や日用品を扱うABCストア全店をはじめ、多くのお店が閉鎖。また、道路は避難する人で大渋滞になっているというという。一方、絶景スポットであるタンタラスの丘には、避難したたくさんの人が集まっているという。

カリフォルニア州沿岸部のロサンゼルスやサンフランシスコの当局は、津波を見ようと海岸に近寄ったりしないよう呼びかけている。

アメリカ国立気象局によると、アラスカではすでに海面上昇が観測されているという。

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