07.25
アラスカの山中で迷子のラブラドール・レトリバー、9日ぶりに奇跡の生還。パイロットが人里離れた山中で発見
米・アラスカ州ソルドトナ在住のルイスさんとアンバーさん夫妻が飼う10歳のラブラドール・レトリバー「コーダ」が、独立記念日のキャンプ中に行方不明となり、9日後に奇跡の生還を果たした。発見したのは、夫妻とは無関係の1人のパイロットだった。
Alaska’s news sourceによると、コーダが姿を消したのは、7月4日。夫妻が訪れていたのは、カーメン湖近くの僻地。キャンプ中、何かに突然驚いたコーダは、首輪をすり抜け、フリスビーをくわえたまま森の中へ走り去ったという。
それから9日間、夫妻は川をボートで何度も往復し、険しい山林を歩いて必死に捜索を続けた。「あの地形はとても過酷で、木を切り開きながら呼びかけ続けた」とルイスさんは振り返る。地元住民やSNSを見た人々も協力を申し出たが、現地へは徒歩でのアクセスができず、ボートか飛行機でしか到達できないという制約が捜索の障壁となった。
そんななか、Facebookに投稿されたコーダの情報が、アンカレッジ在住のパイロット、ジョン・ケイガラーさんの目に留まる。「なぜか分からないけど、自分が行けば見つけられる気がした」と話すケイガラーさんは、7月13日、自ら飛行機を操縦して現地へ向かった。
コーダが最後に目撃された地点から約2.5キロ上流に着陸し、飛行機を停めて数分後、藪の中から1匹の犬が姿を現した。最初は距離を取り警戒していたが、ケイガラーさんが機内にあった犬用のおやつ「ミルクボーン」を見せると反応を示し、少しずつ近づいてきたという。最終的にロープで確保し、そのままアンカレッジまで空路で搬送。ついにコーダは家族のもとへ帰還した。
「9日間、胃の底に重しを抱えているような気持ちだった。彼が戻ってきてくれて、胸のつかえが下りた」とアンバーさんは涙ぐむ。コーダは鼻や目に擦り傷、肉球の痛み、体重の減少などが見られたが、再会後は元気に尻尾を振り、家族との時間を楽しんでいるという。
「彼が何を乗り越えてきたのかは、想像するしかない。でも、これは間違いなく奇跡だ」とルイスさんも語った。
Source: HuffPost




