07.23
知ってる?日焼け止めの正しい使い方。皮膚科医が7つの注意点を解説

全国的に夏の暑さに見舞われています。じりじりと太陽が照りつける夏は、日焼け止めが欠かせません。
ウェザーニュースが7月18〜19日に「今年もう日焼け止めを塗っていますか?」というアンケート調査を実施したところ、男性は「年中塗っている」2%、「もう塗っている」が18%だったのに対し、女性はそれぞれ35%、40%と多くの人が日焼け止めでの紫外線対策を行なっています。

ただ、「日焼け止めを使ったはずなのに日焼けした」という経験はないでしょうか。
野村皮膚科医院(横浜市神奈川区)院長の野村有子先生は、「誤った使い方では、日焼け止めの効果を減少させてしまう可能性もある」と心配します。
うっかりしがちな日焼け止めのNGと、正しい使い方を教えていただきます。
日焼け止めは絶対必要
夏の活動は、暑さだけでなく陽射しの強さにも用心が必要です。
「紫外線は日焼けするだけでなく、皮膚の遺伝子にもダメージを与え、人の健康にも影響を及ぼすおそれがあるのです。シミ、しわだけでなく、皮膚がんのリスクも増加させてしまいます。肌の健康を守るためにもしっかり対策していく必要があります。
日傘や帽子などを使用する人が増えていて、それはとてもよいことですが、油断せずに日焼け止めも忘れないように使用しましょう」(野村先生)
日焼け止めNG7選

日焼け止めは毎日使うものだけに、気づかぬうちによくないクセがついているかもしれません。NGをしていないかチェックしてみましょう。
(1)適当にサッと塗り
適当にサッと塗って終わりになってはいないでしょうか。塗り忘れの部位が出てしまうばかりでなく、肌には細かな凸凹やしわなどがあるので塗りむらの原因にもなります。
(2)ゴシゴシ塗り込む
「時短」「ちゃんと塗る」の思いからかゴシゴシ塗ってしまうこともあるようです。強い力でデリケートな肌を擦(こす)ってしまうと、肌トラブルになるだけではなく塗りむらもできやすくなります。
(3)少量で軽めに塗る
日焼け止めのベタつき感を嫌って、あるいはもったいないからと、少量を塗り伸ばしてしまうことがあります。日焼け止め効果をしっかり得るためには、説明書にある『使用量』を目安とした適量を使うことが大切です。
(4)塗ったら塗りっぱなし
日焼け止めを使用した後、ずっとそのまま過ごしてはいないでしょうか。適切に塗っていたとしても、皮脂や汗、こすれによって部分的に落ちてしまうことはあります。日焼け止めは2〜3時間おきの塗り直しが必要です。高SPF・高PAやウォータープルーフの日焼け止めでも同様です。
(5)肌を整えずに塗る
乾燥した肌に日焼け止めを直接塗ってはいないでしょうか。かさついている肌では塗りむらができやすくなります。また皮脂の分泌が盛んな部分では、化粧崩れも起きやすくなります。化粧水や乳液などで肌を整えてから塗りましょう。
(6)メイクをした上から日焼け止めを塗り直す
日焼け止めは化粧水などで肌を整えた後、メイクの前に塗ります。塗り直すときは、まず皮脂や汚れなどをティッシュで押さえて取り除いてから、日焼け止めを塗り直します。その上にUVカットのパウダーを軽く重ねるとさらに効果的です。
(7)昨年の日焼け止めを使う
日焼け止めを含めた化粧品は、開封後は酸化などで徐々に品質が劣化してしまうため、3か月を目安になるべく早く使い切ることが勧められています。古い日焼け止めは日焼け止め効果の低下や肌トラブルにつながりかねません。
7〜8月は一年でも地上に降り注ぐ紫外線量が最も多くなるときです。健康を守るためにも日焼け止めを適切に使っていきましょう。
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Source: HuffPost

