2025
07.22

TICADが初のユースサミットを開催。日本とアフリカ、互いの課題と強みにある「補完性」とは

国際ニュースまとめ

持続可能な国際社会の構築において、若い世代のリーダー育成は欠かせない。

Youth TICAD 2025 実行委員会は、国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)、国連ボランティア計画(UNV)と共に、2025年8月18日(月)~20日(水)の3日間、若者主体のサミット「Youth TICAD 2025」を神奈川県横浜市で開催する。

第9回アフリカ開発会議に向けて、若者が声を届ける

Youth TICAD 2025プレイベント(2025年2月)Youth TICAD 2025プレイベント(2025年2月)

アフリカ開発会議(TICAD)は、1993年に日本政府の主導で創設された、アフリカと日本の協力関係を強化する多国間プラットフォーム。「Youth TICAD 2025」は、同プラットフォームが創設以来初めて開催する若者主体のサミットだ。

3日間にわたりワークショップや、横浜市周辺の企業・市民団体を訪問するフィールドワークを行い、それぞれが共創した行動宣言をもとに非公式のピッチコンテストを実施する内容になっている。

国連開発計画は2024年2月、Africa Asia Youth NestとAfrica Diaspora Network Japan主導のもと、アフリカと日本の若者が共同で将来の政策提言をまとめ、 2025年8月20日~22日に開催が予定されているTICAD 9(第9回アフリカ開発会議)で発信するための「TICAD 9ユース政策提言プロジェクト」を始動した。

今回のYouth TICADでは「TICAD 9ユース政策提言プロジェクト」のもと、若者が共同で策定した提言『Youth Agenda 2055 : The Future We Want』および、それに基づく行動宣言をTICAD共催機関に正式に提出するとともに、多世代・多地域間の連携を促進することを目的としている。

また、サミットにはアフリカ各国と日本全国から100人の若者が参加し、自らを「2055年の理想の未来」に向けた変革を推し進める主体として位置付け、行動を宣言する場とすることを目指すという。

アフリカと日本、それぞれの課題と強みに補完性がある

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アフリカでは2050年には人口の約7割が30歳未満になると予測される一方で、若年失業が深刻な課題となっている。一方、日本では少子高齢化が進み、若い世代の社会的・経済的負担が増大している。

国連開発計画はサミットの開催背景について、次のように説明している。

「こうした両地域の課題と強みには高い補完性があり、若者同士の交流や共創を通じて、持続可能な社会の構築に向けた新たな可能性が広がっています。TICADの政策や協力の決定プロセスに若者の声やニーズをより一層反映できる仕組みを築くことで、次世代の担い手が主体的に関与する開かれたパートナーシップが実現され、TICADは未来志向の共創の舞台としてさらに発展していくことが期待されます」

開催場所とプログラムの概要は以下の通り。

Day 1(場所:JICA横浜)

プロジェクト共創ワークショップ:自らの課題やビジョンをもとに、参加者同士でチームを組み、共創アイデアを形成(事前応募制)

Day 2(場所:JICA横浜)

フィールドワークとプロジェクトピッチ:現場視察を経てアイデアを磨き、最終ピッチで発表・フィードバックを得る(事前応募制)

Day 3(場所:パシフィコ横浜、JICA横浜)

一般公開TICAD9公式テーマ別イベント(第3回Youth Drive)を開催し、Youth TICAD 2025の成果発表や多世代ディスカッションを実施。また、夜には音楽やダンスを通じた若者同士の文化交流イベント(Cultural Evening)も開催。

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Source: HuffPost