07.20
ホアキン・フェニックス、「ガザの子どもたちが飢えて死ぬことは全く正当化できない」
ホアキン・フェニックスさん【関連記事】「なぜこんなことを… 」パレスチナ国連大使が会合で泣き崩れる。ガザの子どもたちの死「耐えられない」
大ヒット映画「ジョーカー」シリーズなどで知られる俳優のホアキン・フェニックスさんが、コメディアンのテオ・フォンさんのポッドキャストに出演し、イスラエル軍によって多くのパレスチナ民間人が殺害されているガザの現状について「絶対に正当化できない」などと語った。
ガザの被害「とんでもなく酷いこと」
フェニックスさんは、新作映画「Eddington」の宣伝のため、フォンさんのポッドキャスト「This Past Weekend」に出演した。
フォンさんは5月、イスラエルのガザ攻撃について、「今まさに、私たちが生きているこの世界で、ジェノサイドが起きている」と感じると言い、「自分はそのことについて、ちゃんと声を上げたい。たぶん私たちは今、人類史上で最もおぞましい出来事の一つを目の当たりにしてるんじゃないか」などと述べていた。
フェニックスは、フォンさんの発言を「勇敢」だと称え、「あなたがガザについて語ったときの言葉には、本当に心を動かされました」「あなたはとても正直に語ってくれ、私にはそれが本当に美しく感じられました」と想いを伝えた。
またフェニックスさんは、現在ガザで起きていることが「本当に、とんでもなく酷いこと」だと語り、こう続けた。
「子どもたちが戦争で飢えて死んでいくなんて、全く正当化できない。これって、すごくシンプルな話ですよね?」
「世界では常にどこかで紛争が起きているのは知っている。でもこれは、私にとって本当にショッキングなことなのです。もしかすると、みんな(ガザについて)語るのを恐れているんじゃないかって思うこともある。地政学のことをちゃんと理解していないために、自分が愚かに感じられることも多い。でも私は、地政学を知らなくてもいい、人権を分かっていればそれでいいと思っています」
番組の終盤で、フェニックスさんはフォンさんの番組に出演した理由について、「正直に言うと、私が今日ここに来たのは、あなたの言葉と、あのように声を上げた勇気に本当に心を動かされたからなんです」と明かした。
【動画】「人権を分かっていればそれでいい」。ガザの被害について語るフェニックスさん
フェニックスさんがガザについて声を上げたのは初めてではない。イスラエルによるガザへの攻撃をめぐり、ハリウッドの俳優らが5月に連名で発表した書簡にも、フェニックスさんは名を連ねている。
書簡は、「抑圧された声を守るために存在しないのなら、私たちの職業にはいったい何の意味があるのでしょうか」などと訴え、ジェノサイドに対する映画業界の沈黙を非難する内容だった。「我々の芸術が、最悪の事態の共犯者となることを拒否しましょう」と呼びかけていた。
2023年10月以降、パレスチナ自治区ガザ地区の死者は5万8000人を超えている。物資の配給所付近では、イスラエル軍の銃撃により子どもを含む800人以上が殺害されている。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、イスラエルによる支援封鎖によりガザでは致命的な飢餓が広がり、スクリーニング検査を受けた子どもの10人に1人が栄養失調になっているという。
Source: HuffPost




