2025
07.19

在タイアメリカ婦人クラブが学校を訪問し、高校生の英語スキル向上活動を開催

国際ニュースまとめ

【タイ、パヤオ県 – 2025年6月】在タイアメリカ婦人会(The American Women&Club of Thailand = AWC)は、EDF財団(Education for Development Foundation)の調整と運営のもと、2012年以来女子高校生に奨学金を提供してきました。この度、トニー・ベン共同会長が率い、タイ北部パヤオ県のメーチャイ・ウィッタヤーコム校とガムムアン・ウィッタヤーコム校を訪問し、奨学金受給者たちと交流しました。

訪問中の活動の一つとして、AWCのメンバーたちは「スノーデイ!=雪の日」をテーマにした英語スキル向上活動を企画し、高校生たちはスピーキング、ストーリーテリング、雪に関連する絵を描く活動を通じて英語を練習する機会を得ました。また、ジェスチャーゲーム、バナナグラム、ワードビンゴ、サイモンセッズなどの英語ゲームを取り入れたミニ・イングリッシュ・キャンプも開催され、これらの活動により参加者たちに大きな楽しみをもたらし、知識の習得に大いに貢献しました。また、この機会に
、AWCのメンバーたちは奨学金受給者の家庭も訪問し、生活必需品を提供しました。

ガムムアン・ウィッタヤーコム校の科学・数学プログラムの高校3年生であるティッパパ・サイソムさんは、経済的に恵まれない環境にありながらも、患者の治療や人助け、動物の世話をすることへの愛情から獣医学を学びたいという夢を抱いています。彼女は次のように語りました。

「私たち、AWC奨学金受給者の友人と私は、奨学金を提供してくださった恩人の方々にお会いする機会をいただき、大変嬉しく思っています。奨学金は、通学費、昼食代、衣服、学習教材に充てることができ、両親の負担を軽減する上で非常に役立っています。」
「このイングリッシュ・キャンプ活動に参加したことで、外国人との会話や交流の機会が広がり、ネイティブスピーカーのアクセントに直接触れることができました。これにより、私たちはより自信を持って自分を表現できるようになり、英語を話す自信が増しました。また、多くの英単語を学び、英語圏のさまざまな文化についても知ることができました。学校では、タイ人の先生や外国人講師と英語を使う機会があります。また、学校が時々外国人のボランティアに英語を教えることを依頼することもありますので、その時も日常生活で英語を使ってコミュニケーションを取ることができます。」
メーチャイ・ウィッタヤーコム校の保健科学プログラムの高校3年生であるタモンワン・カムワンさんは、次のように語りました。

「私は外国の映画やドラマを観たり、YouTubeで英語字幕付きの英語アニメを観たりすることもあります。それはリスニングと語彙の習得を練習することで英語を学ぶ良い機会となっています。また、TikTokやInstagramのようなソーシャルメディアを使って外国人とオンラインでチャットしたり、英語のコンテンツを聴いたり読んだりする機会もあります。学業面では、インターネットで情報を検索する際、タイ語のソースよりも詳細な内容が多いため、Googleを通して英語で情報を探します。英語の授業では、集中して聞き、話し、できるだけ多くの演習をこなすことで英語スキルを向上させるように努めています。したがって、イングリッシュ・キャンプ活動に参加することは、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの英語スキルをより向上させるのに役立ち、自分を表現し、意見を共有する自信を高め、英語でのコミュニケーションに対する自信を深めることが出来たと感じています。さらに、ネイティブスピーカーの文化について学び、理解を深めることができ、楽しい時間を過ごしました。今回の貴重な経験は、将来のキャリア開発に大いに役立つものと確信します。」
高校3年生を終えた後、タモンワンさんは看護学を学びたいと考えています。それは、他人を助けることができ、住民に対する公衆衛生のケアにおいて重要な役割を果たすことができるからです。患者の世話をし、彼らが回復して再び健康になるのを見ることが、彼女がこの職業に誇りを感じ、他人を助け、社会に貢献しようと決意する理由です。
「AWC奨学金は、授業料、書籍、学習教材に充てることができ、私にとって非常に役立ちました。両親の負担を軽減し、私が学業に専念し、さらに自分を成長させることを可能にしてくれます。私が受け取った奨学金は、私のやる気と可能性を信じてくれる人々からの励ましのようなもので、もっと頑張ろうという気持ちにさせてくれます。より多くの励ましと自信を得て、明確な将来の目標を設定するモチベーションになっています。機会があれば、それを最大限に活用しなければならないと気づかせてくれます。私は将来成長し、恩返しとして人々を助けるために貢献したいです」とタモンワンさんは述べました。

The American Women's Club of Thailand (AWC)(在タイアメリカ婦人協会)について

AWCは、1955年に設立された、政治的活動を行わない非営利団体です。アメリカ人女性の友情育成を支援し、社会的・文化的・慈善活動の機会を提供することでタイ在住者のコミュニティへの適応を助け、タイでの生活をより良い経験とし、アメリカ人女性の良いイメージを築くことを目的としています。メンバーシップはタイに住むすべての女性に開かれており、あらゆる国籍の方を歓迎しています。

EDF財団について

EDF財団は、1991年7月に公益法人第255号として財務省の認可を受け、財団化しています。その後、1994年9月に税控除団体として政府に承認されました。学校に通うことができない子どもたちに、人間として基本的な教育を受けるチャンスを届けることを通じ、将来自分の可能性を最大限に発揮し、自分の故郷の発展に貢献できる人材として育成することを目的に、創立年の1987年より個人や団体からの寄付による奨学金プログラムを通じて活動し、貧困問題の解決、開発教育、国際理解への支援事業を展開しています。また、民間企業と連携して社会的責任の理念のもと、さまざまな教育開発プロジェクトも実施してきました。EDF財団への奨学金提供やCSR活動へのご寄付は、タイの法律によりタイにおける所得税の控除を受けることができます。
長年にわたる優れた実績により、EDFは数多くの機関から認められています。例えば、2012年にはロックフェラー財団、ケナンアジア研究所、リソースアライアンスより「NGO of the Year 大規模非政府組織部門 優秀賞」を受賞しました。
また、タイの様々な慈善団体を支援し、公益団体の情報センターとしての役割を果たすとともに、慈善団体の中立的な評価・ランキングを行うことで支援するGiving Back協会からはガバナンス・財務効率・透明性に優れた公益組織としての証明書を受け、更に、アメリカ国内の個人・企業・財団などが、海外の慈善団体を効率的かつ合法的に支援できるよう各団体の審査・評価・認証等の役割を担っているCAF Internationalからも、ガバナンスの原則、正規登録、透明性のある年次財務報告に基づいて審査を通過した慈善団体として認証を受けています。
※社内でのチャリティー活動・CSR活動を実施することに関心のある企業や団体の皆様は、下記の連絡先までご連絡ください。EDFが喜んで協力させて戴きます。よろしくお願い申し上げます。

The Education for Development Foundation (EDF)

所在地: 594/22 Patio Ratchayothin, Soi Phahonyothin 32, Sena Nikhom 1 Rd.,Chan
Kasem, Chatuchak, Bangkok 10900 THAILAND
電話番号: 66-2579-9209-11(月~金 9:00~17.00)Email : public@edfthai.org
ウェブサイト:  www.edfthai.org/jp
IG : edfthai.jp
X : @EDFFoundation
LINE : @edfthai

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