07.18
トランプの「手のあざ」の原因をホワイトハウスが発表。脚のむくみもあると公表
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ホワイトハウスは7月17日、アメリカのトランプ大統領の手の甲に繰り返し現れているとみられる「あざ」の原因を発表した。
レヴィット報道官は定例記者会見で、検査の結果、トランプ氏が「慢性静脈不全」と診断されたと明らかした。
トランプ氏はあざに加えて、下腿部(ふくらはぎ・すね)のむくみも経験しているという。
レヴィット氏は、トランプ氏の慢性静脈不全は「良性で珍しくない疾患」であり、特に70歳以上の人々に多く見られると説明。
大統領に深部静脈血栓症(下肢の深部静脈に血栓ができて詰まる病気)や動脈疾患の兆候は見られず、心エコー検査でも「心不全の兆候はなかった」と強調した。
またトランプ氏の診断についてより詳しく記載した覚書の写しも公開した。
アメリカ国立衛生研究所(NIH)によると、「慢性静脈不全」は多くの場合、静脈弁の機能不全が原因で起きる。血液が正常に流れず、脚がむくみやすくなるという。
ホワイトハウスは2月、手のあざはトランプ氏が「毎日何度も握手をしているからだ」と説明していた。今回も「頻繁な握手による軽い軟部組織の炎症と、心血管疾患予防の一環として服用しているアスピリンの使用によるもの」であると述べている。
現在79歳のトランプ氏は、初めて大統領選挙に立候補した2015年には自身の診療記録を公開した。2024年の選挙でも公開すると約束したものの、最終的に公表しなかった。
一方、ライバルの民主党候補カマラ・ハリス氏は健康に問題ないことを伝える診療記録を公開した。
これについて共和党のマイク・ジョンソン下院議長は、ハリス氏の記録提出は「注意をそらすためであり、トランプ氏は健康状態を隠す必要はない」と非難していた。
ハフポスト日本版の記事を翻訳しました。
Source: HuffPost




