2025
07.17

骨のケアに欠かせない「材料と刺激」とは?意外と知らない骨密度と「身体の見た目」の関係性

国際ニュースまとめ

高齢化などに伴い社会の健康意識が高まっている現代、「骨の健康」についてはどれくらいの人が考えているだろうか。

雪印メグミルクが手がける「骨太な未来プロジェクト」が2024年7月に行った「骨の健康」意識調査では、運動や食事などの工夫により丈夫な骨を作ることを意識している人はわずか18%にとどまり、約8割が骨について意識できていないことがわかった。

「骨の健康」と聞くと、70代以降の高齢者世代を思い浮かべがちだが、頭蓋骨は30代から痩せはじめ「しわ・たるみ」などの原因につながるという。

こうした課題がある中、同プロジェクトは、ゆりクリニック院長でプロジェクトのアドバイザーを務める矢吹有里さんにインタビューを実施。発表されたインタビュー内容から、骨に関する3つの「ホント(本当)」と「今日からできる骨美容ケア」についての回答を抜粋して紹介する。

骨に関する3つのホント

最初の「ホント」は「骨密度の低下がしわたるみの原因になるってホント?」への回答だ。骨密度が低下すると、顔の骨も委縮して「骨やせ」が起こるという。

矢吹さんは「顔も身体と同じように骨によって支えられているため、骨やせが起こると見た目にさまざまな変化が現れてきます。日頃ケアしているものの、変化がみられない方は、実は骨が原因!という可能性も考えられます」と回答した。

続いて「更年期になると、骨密度が急激に減少するってホント?」という問いにも「ホント」と回答。この現象には女性ホルモンに含まれるエストロゲンが関係している。

エストロゲンは骨の形成を促し、古くなった骨を溶かす「骨吸収」を抑える働きがあるが、特に40代以降になると分泌が減少するという。エストロゲンの減少は骨密度の低下につながり、また骨の質が劣化していくことで、骨折や骨粗鬆症の原因につながると説明した。

さらに「骨に気を付けると若返りホルモンが分泌されるってホント?」という問いにも「ホント」と回答。

骨が生まれ変わる「骨代謝」が行われる際に、若返りホルモンとも呼ばれるオステオカルシンが分泌されることが関係しているという。矢吹さんは「オステオカルシンは、生活習慣病との関連をはじめ、認知・記憶機能の改善や、筋力の向上、生殖能力を高めるなど、さまざまな分野で研究が進んでいます」と補足した。

骨のケアに欠かせない「材料」と「刺激」とは?

続いて「今日からできる骨美容ケア」について、矢吹さんは食事を通じて「骨の『材料』をしっかり摂ること」をアドバイスした。

骨を作る栄養素の代表格といえばカルシウムが有名だが、カルシウムには身体に吸収されにくいという特徴があるという。矢吹さんは「吸収を助けるビタミンDも必要です。また、骨の代謝を助けるマグネシウムや、丈夫でしなやかな骨を作る栄養となるたんぱく質も補っていきましょう」と説明した。

また、運動においては「骨に『刺激』を与えること」も大切だという。

衝撃を与えられることで骨細胞が活性化され、強い骨の形成につながるため、手軽な運動種目として「かかと落とし運動」(骨に衝撃を与え、骨代謝を促進) や「簡単スクワット」(下半身の骨量維持に有効)、「ウォーキングや軽いジャンプ」(全身の骨刺激に効果的) などがおすすめだという。

ポイントは無理なく続けられる範囲で行うことだといい、「毎日のちょっとした動きから『骨活』を始めましょう」と呼びかけた。

…クリックして全文を読む

Source: HuffPost