07.14
油がついたタオル、乾燥機に入れるとこうなる。夏に起きやすい「自然発火」事故、動画で注意喚起
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高温環境で発生する油の自然発火事故について、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけている。
エステのオイルが染み込んだバスタオル、魚油が染み込んだタオル、塗料を拭き取った雑巾などは、換気が不十分な状態で火の気が近くにあると、引火する危険性があるという。
魚を拭いたタオルから発火?
NITEによると、夏は気温が高くなることで、身近な製品がいつもより熱を持つ。特に油が浸みた布類や紙類は、空気中の酸素と反応して発熱しやすいほか、高温環境下で熱が逃げにくくなる。
また、油は脂肪酸を含む化合物であるため、「油に含まれる不飽和脂肪酸が酸化して発熱する」ことで自然発火する。
実際、NITEには次のような事故の報告が寄せられている。
【2013年、岡山県】
エステ店でバスタオルを乾燥した後、電気洗濯乾燥機の槽内から発火。油分が付着したバスタオルを乾燥したため、残留していた油分が酸化熱で自然発火したとみられる
【2012年、大阪府】
ガス衣類乾燥機を使用中に発煙し、乾燥機とタオルが焼損した。タオルは鮮魚店で魚を拭くなどに使用していたため、油分が酸化熱によって自然発火し、火災に至ったと推定される
【2016年、宮城県】
塗料の拭き取りに使った雑巾をビニール袋に入れ、保管していたところ出火。雑巾と枯れ草を同じ袋に入れて7日間放置したため、植物油の酸化熱が蓄熱されて自然発火に至ったとみられる
自然発火を防ぐためには?
このように、マッサージオイルや油が浸み込んだタオル・衣類は、条件が重なると自然発火に至る恐れがある。
NITEがYouTubeに公開している実験映像でも、オイルが染み込んだタオルから徐々に煙が出始め、槽内で激しく燃える様子が映っていた。
対策としては、油汚れが落ちやすい洗剤でもみ洗いし、できるだけ油分を落として洗濯することが挙げられる。その後、風通しのよい場所に干して乾かすことで、自然発火を防ぐことができる。
床用ワックスや塗料を拭き取った布類・紙類は、時間をおいて自然発火することがある。そのため、水に浸してから廃棄するなどの安全な処理を行う必要がある。
さらに、床用ワックスや塗料などの中には、揮発性が高いものもある。NITEは、直射日光や高温になる場所を避け、火気の近くで使用しないなどの対策を呼びかけている。
Source: HuffPost




