▼台風5号　7月13日(日)3時
　中心位置　　　父島の南約200km
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　北　ゆっくり
　中心気圧　　　998 hPa
　最大風速　　　18 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　25 m/s
最新の台風情報

3本の予測モデル台風進路を3者で予測

台風5号は今日13日(日)昼前くらいに父島など小笠原諸島に最接近し、その後は足早に北上する予想です。明日14日(月)には伊豆諸島の東方から関東・東北の太平洋沿岸を北上し、15日(火)に北海道付近を通過する頃には温帯低気圧に変わる見通しです。

小笠原諸島では今日13日(日)は断続的に雨や風が強まり、波の高い状況も続くため注意が必要です。伊豆諸島でも午後からは強風や高波にお気をつけください。
台風ピンポイント影響予測（要ログイン）

台風5号の雲は比較的コンパクトですが、この先はやや発達して中心付近では台風らしい雨や風を伴います。進路が陸地から離れていれば影響は小さく済むものの、沿岸近くまたは上陸するような場合には、関東や東北地方太平洋側、北海道でも一時的に雨や風が強まる可能性があります。

進行速度が速いため、急に天気が悪化することも想定されます。影響が長時間続くことはない予想ですが、14日(月)から15日(火)は急な荒天に注意してください。沿岸では波も高まります。
最大10日先まで延長 台風進路予測Max（要ログイン）
世界各国の進路予想（要ログイン）

台風5号とは別に東シナ海には熱帯低気圧があって、14日(月)から九州に接近する予想です。この熱帯低気圧や、上空の「寒冷渦」に伴い発生する低気圧の影響で湿った空気が流れ込み、西日本や東日本では数日間にわたり活発な雨雲の流れ込みやすい状況が続くことが予想されます。

雨量がかさんで大雨となるリスクもありますので、こちらの情報にもお気を付けください。
今日･明日〜2週間先までの週間天気予報

台風の発生は5日(土)に発生した台風4号以来およそ1週間ぶりで、今月に入って3つめです。

台風発生数の平年値を見ると、7月は平均3.7個と一気に発生数が増える時期であることがわかります。今年も日本の南海上は熱帯低気圧が発生しやすい環境となっていて、今後も熱帯低気圧や台風の発生が続く可能性があります。

本格的な台風シーズンの幕開けですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
ひまわり9号衛星雲画像
気圧変化·頭痛対策の参考に＜天気痛予報＞

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風5号のナーリー（Nari/나리）は、韓国が提案した名称で、百合を意味する韓国語からとられています。
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