07.11
「パルム」には、原型となった2つのアイスがあった…。大人気アイスの知られざる7つの真実
森永「パルム」【あわせて読みたい】「持ち歩ける氷のう」が「革命すぎ」と話題に。昨夏は売り切れ続出
森永の人気アイス「パルム(PARM)」。
チョコで均一にコーティングされた中に、クリーミーなバニラアイスが包まれている、あの楕円形のアイスバーだ。
「1番好きなアイスは?」と聞かれて名を挙げる人も多いだろう。
多くの人に愛されている「パルム」は今年2025年で発売20周年。7月頭には「パルム愛にまみれた大展覧会」と題して「大パルム展」を開催したばかりだ(7月7日に終了)。
そこで、「大パルム展」に足を運べなかった人たちのためにも、展示の情報をもとに、あまり知られていないパルムの真実をいくつか紹介しよう。
① パルムの原型は、『ピノ』と『MOW』にあり
「チョコとアイスが一体となったチョコバーアイス」を目指すにあたり、『ピノ』のチョコとアイスの一体感ある口どけと、『MOW』のアイスのコクとキレ、なめらかさを1本のチョコバーで再現できたら…と考え開発された。
② パルムの名前の由来はイタリア語で手のひらを意味するpalma(パルマ)
チョコのコーティングを均一にするためにこだわって作られた楕円形のフォルム。その形が手のひら(イタリア語でpalma「パルマ」)のイメージと結びつくことから、後に商品名の由来となった。
③ パルムのチョコは、体温で溶けるようにコントロールされている
チョコアイスバーはたくさんあるものの、パルムの特徴は、パリッと割れず、噛んだときにはむっとアイスとの一体感が楽しめること。チョコに含む油の成分と比率を細やかに調整し、パリッと割れずに体温で溶け出す独特の食感を実現している。
④ 1000本以上の試作品が作られた
開発がスタートしたのは2003年。発売された2005年までに、1000本以上の試作品が作られたという。また発売後も、何度かリニューアルされている。
⑤ 2025年現在の累計販売数は48億本
この20年間の累計販売数は約48億本。日本中で、15分の間に1万本食べられているという。
パルム1万本を1本にしたらこうなる(大パルム展より)⑥ これまで100種類以上販売されてきた
定番のチョコレートアイスクリームバーの他にも、アーモンドチョコ、ストロベリー、抹茶、オレンジ&バニラ、ピスタチオ&チョコレートなど、100種類以上が販売されてきた。
ちなみに好きなフレーバー第1位は、定番のチョコレートだという。
発売当初からの種類を壁に並べると圧巻だ⑦ 食べ始めから終わりまでの平均時間は4.33分
森永がパルム好き100人に調査したところ、食べ始めから終わりまでの時間は平均4.33分だったという。また、そうしたパルムラバーのうち17.4%が1週間でパルムを7本以上食べているという。
Source: HuffPost




