07.07
国際宇宙ステーション(ISS)、7月7日は日本全域からよく見える。東京での観測時間は?方法は?
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宇宙飛行士、大西卓哉さんが滞在し、船長を務めている国際宇宙ステーション(ISS)が、7月7日には日本の全域でよく見えそうです。七夕の夜には、天の川だけでなくISSも探してみては・・・?
JAXAの「きぼう予報」によると、東京から見やすいのは7月7日の午後9時17分ごろ。また、翌8日の明け方3時48分ごろや、8日の午後8時28分にもよく見えそうです。条件によっては、肉眼でも見ることが可能です。
その他の地域でも、わずかに時間帯は違いますが、確認することができそうです。
詳しくは「きぼう予報」の公式サイトで、地域ごとに見やすい日や時間帯が確認できます。
■国際宇宙ステーション(ISS)観測のコツ
実際に確認するとなった場合、星空の中のどれがISSなのか見極め方がわからない人も多いかと思います。
ISSが観測地点上空に差し掛かると、1番星のような明るい光が点滅して見えるのが確認できます。
条件が整っていれば、木星(マイナス2等星)以上の明るさで確認できるため、肉眼でも見ることも。
■国際宇宙ステーション(ISS)は、いつ見える?
ISSは、地上から約400キロメートルの上空に建設された、実験施設。一周およそ90分のスピードで地球の周りを回っています。
ISSの軌道は常に同じですが、地球が自転によって回転しているため、通過する位置が変化し、日本上空を通過する時と、そうではない時があります。
さらに、ISSは自分で光っているわけではないので、ISSが昼、観測地点が夜という条件が揃った時にだけ、観測が可能になります。
■国際宇宙ステーション(ISS)では何をしている?
2025年7月現在は、「第73次長期滞在クルー」として7人が長期滞在中です。
船内では、宇宙飛行士たちが、将来の有人宇宙探査を見据えた実証実験や研究、地球や天体の観測などを行っています。ISSの一部には、日本が開発した実験施設「きぼう」もあります。
Source: HuffPost




