07.06
フジ佐々木恭子アナ「これは何だろうと…」問題検証番組で語った当時のこと。被害女性の退職日の忘れられぬ光景
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フジテレビは7月6日、同局と中居正広さんを巡る一連の問題に対する検証番組『検証 フジテレビ問題~反省と再生・改革~』を放送した。
番組冒頭では、清水賢治社長が一連の問題について改めて謝罪した。その後、番組では問題の事案が発生した当初の経営陣の証言や、対応に当たった現役社員へのインタビューなどが放送された。
同局元社員の女性アナウンサーAさんの当時の上司だった佐々木恭子アナウンス部長(当時)が出演し、当時を振り返り、「一人の女性が尊厳を傷つけられて、復帰を目指していたけれども、時間が経てば経つほど絶望して、辞めざるを得なかったんだということを非常に重く受け止めています」などと述べた。
「女性が退職をする日に見送ったときの光景を忘れない」
番組では、Aさんが所属していたアナウンス室の初動対応について検証した。フジテレビ側は、事案の発生は2023年6月2日で、アナウンス室長(当時)が事案を把握したのが4日後の6日だったとしている。アナウンス室長がAさんから話を聞いた翌日、佐々木部長がAさんと面会したという。
アナウンス室長と佐々木部長は「(事案を)誰にも知られたくない」というAさんの意向を確認した上で、社内の健康相談室の医師2人への情報の共有を限定したという。
佐々木部長は当時を振り返り、「今思えば本当に初動から専門家が関わってなければ、絶対に自分たちでできることじゃなかったと思います。そういう状況に陥った人が業務に復帰するにはどんな環境があれば戻れるのか。私達にとっての思いの至らなさっていうのがあったんだと思います」とした。
その後、Aさんが体調悪化により入院し、Aさんに負担がかからないよう連絡窓口が一本化され、窓口は管理職で同性の佐々木部長が担ったという。
第三者委員会の報告書では、「(佐々木部長に当時)課せられた役割は、一管理職の職責を超えるものであり、会社の対応は不適切」と指摘された。
アナウンス室長は佐々木部長へのサポート不足などを理由にけん責処分となっったという。
一方、佐々木部長は「私がひとりで窓口を務めるのは『もう無理です』と言っていれば違ったサポートが組まれたのか」などと当時を振り返った。当時の佐々木部長は医師や上長の指示に従って対応していたとして、処分の対象にはならなかったという。
Aさんは2024年8月末日に退職。佐々木部長は当時について「女性が退職をする日に見送ったときの光景を忘れないです」とした上で、次のようにコメントした。
「一人の女性が尊厳を傷つけられて、復帰を目指していたけれど、ある種、時間が経てば経つほど本当に絶望して(会社を)辞めざるを得なかったんだっていうことを非常に重く受け止めています。このこと(問題の事案)がきっかけで1人の女性が好きな仕事を辞めなきゃいけないんだってすごく思いました。一方、相手(中居さん)は特に変わらないでいるんです。『これは何だろう』とは思いましたね。『(対応が)足りなかったよねと。申し訳ない』と思いました。報告書では『外形的な意向しか把握できてなかった』って書いてありましたけど、まさにそれです。もっともっと聞いてほしいことがあっただろうなと思った」
検証番組でのフジテレビ側による時系列の説明問題の事案が港浩一社長(当時)に報告されたのは2023年8月21日だったが、秋の番組改編が反映される10月以降も同局での中居さんの番組出演は続いていた。
港さんは検証番組でインタビューに応じ、「中居氏の番組を守ろうという気持ちは一つもありませんでした」と述べた一方、「中居氏の番組を唐突に終わらせるということで色々な憶測を呼ぶとは思いました」と語った。
2023年10月以降、Aさんは体調不良により一つのレギュラー番組を残して全て降板したが、中居さんの起用は継続され、社内には番組ポスターも掲示されたままだったという。調査報告書によると、Aさんは「(対応と状況の)格差に落胆した」という。
※佐々木恭子さんは、2025年7月人事で「アナウンス局次長」に昇進となっている。
Source: HuffPost





