06.30
アメリカ南部の広範囲で「謎の火の玉」が目撃され騒ぎに。ドラレコなどが捉えた映像が続々と報告される。
6月27日昼12時30分(現地時間)ごろ、アメリカ南部の広範囲で空を明るく横切る謎の「火の玉」が目撃された。
ジョージア州やサウスカロライナ州を中心に、アラバマ州、ノースカロライナ州、フロリダ州、テネシー州などからも報告が相次ぎ、その数は200件以上にのぼったと、AP通信が報じている。
多くの住民はSNSなどで「爆発音のようなソニックブーム」を聞いたと投稿。現地の気象レーダーでも隕石の落下が捉えられた。
謎の「火の玉」その正体は
NASAはこの「火の玉」現象について「非常に明るい隕石(ボライド)」であったと発表している。
大きさは買い物カートほどで、ジョージア州オックスフォード上空で観測された後、南西に移動しながらジョージア州ウェストフォレストの上空で空中分解し、「TNT火薬20トン相当のエネルギー」を放出したとされる。
破片は地上に到達した可能性が高く、ジョージア州ブラックスビル周辺に多数の隕石が落下したとみている。
住宅で被害も
なかでも注目を集めたのが、ジョージア州ヘンリー郡の住宅で発生した被害だ。
ABC Newsによると、ある住民は、爆音と同時に「岩のような物体が屋根を突き破った」と通報。天井にはゴルフボール大の穴が空き、床にはひび割れが確認された。気象局は「隕石の一部が落下した可能性がある」として調査を進めている。
現地ではドライブレコーダーやインターホンのカメラにも火球が映っており、急角度で地上に落ちていく様子が各地で記録された。アメリカ隕石協会には、目撃者から「太陽よりも明るかった」「煙の尾を引いて消えた」といった驚きの声が寄せられている。
NASAによると、隕石や宇宙ゴミの大気圏突入は頻繁にあるが、真昼間にここまで明るく観測されるのは極めて珍しいという。
隕石は摩擦により光を放ち、減速しながら燃え尽きていくが、今回のように一部が地表に届くケースはごくまれだ。
Source: HuffPost




