2025
06.30

ペルーの街中で少年ミイラを発見 インカ帝国以前か?都市部開発地の地中50cmから出土

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2025年6月、ペルーの首都リマで天然ガスの配管工事中、約1000年前の少年のミイラが偶然発見された。この発見は、現在は住宅地となっているかつての農地で、地表からわずか約50cm(20インチ)の深さから掘り出されたもの。

【画像】リアル…出土したミイラ

公益企業Cáliddaの考古学者ホセ・アリアガ氏によると、ミイラは布で包まれ、座った姿勢で発見され、濃い茶色の髪が頭部に残っていたと、Fox Newsが報道している。このミイラは少年のもので、10〜15歳と推定される。

AOLによると、副葬品として、布、ヒョウタン製の器(カラバッシュ)、さらに幾何学模様や漁師が描かれた陶器の皿や壺なども一緒に埋葬されていた。

また、発見されたのは、在来種フアランゴの木の根元付近。この木は古代において墓標として使用されていた可能性があるという。

このミイラは、インカ帝国が栄えるよりも前、1000〜1470年頃にペルー中部沿岸部で栄えた「チャンカイ文化」に属していたとみられている。この文化は主に漁業を営んでいた集団で、副葬品の様式からもその文化的特徴がうかがえる。

ペルー考古学者協会のピエテル・ヴァン・ダレン学長は、「リマやペルー沿岸部では、墓やミイラを含む埋葬遺構がよく見つかる。特に乾燥地帯では、遺体が自然にミイラ化されることも珍しくない」と語っている。

Cálidda社はこの20年間で2200件以上の考古学的発見を報告しており、リマ周辺では埋設工事に際し、考古学者の同行が義務付けられているという。

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Source: HuffPost