06.24
台風2号の進路予想は?東日本は雨の強まりに注意

6月24日(火)6時現在、台風2号(セーパット)は父島の北北西の海上を北上しています。このあとも北北西へ進み、明日25日(水)朝までに勢力を落として伊豆諸島の南で熱帯低気圧に変わる予想です。
ただ、雨雲のもととなる湿った空気をもたらし、東日本を中心に雨を降らせる見込みです。
▼台風2号 6月24日(火)6時
中心位置 父島の北北西約260km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 30 km/h
中心気圧 1004 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
最新の台風情報
湿った空気が流れ込み雨雲発達のおそれ
ただ、北上するにつれて海水温の低い領域になるため、発達に適さない環境を進むことで勢力を弱めるとみています。伊豆諸島付近に北上してくる明日25日(火)朝までには熱帯低気圧になる予想です。
一方、この熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が、太平洋高気圧の縁辺をまわる風の流れに乗って東日本方面に流れ込むことが予想されます。明日25日(水)頃は梅雨前線の活動に作用し、関東や東海を中心に雨の強まる可能性があるため、今後の情報にご注意ください。
台風ピンポイント影響予測(要ログイン)
最大10日先まで延長 台風進路予測Max(要ログイン)
世界各国の進路予想(要ログイン)
本格的な台風シーズンの幕開け

台風発生数の平年値を見ると、6月以降は台風が複数個発生してもおかしくない時期ということがわかります。今年も6月末頃からはモンスーントラフと呼ばれる台風の発生しやすい領域が形成される可能性があります。
さらに、7月にかけては梅雨前線の活動も活発になる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
ひまわり9号衛星雲画像
気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
台風の名前
台風2号の名前「セーパット(Sepat)」はマレーシアが提案した名称で、キノボリウオの仲間の淡水魚の名前からとられています。
関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
レーダー 台風モードをアプリで見る
Source: HuffPost

