2025
06.17

トランプ・アメリカの最悪のシナリオとは。元イェール大教授がカナダに移住した理由を明かす

国際ニュースまとめ

自身の誕生日でもある6月14日に、ワシントンD.C.で陸軍創設250周年を記念する軍事パレードを行なったアメリカのトランプ大統領(2025年6月14日)自身の誕生日でもある6月14日に、ワシントンD.C.で陸軍創設250周年を記念する軍事パレードを行なったアメリカのトランプ大統領(2025年6月14日)

米イェール大学の歴史学教授だったマーシ・ショア氏は5月、夫で同じくイェール大教授だったティモシー・スナイダー氏とともにカナダのトロントに移住した。

全体主義の研究者であるショア氏と、独裁政治の専門家であるスナイダー氏は、今後トロント大学で教えることになる。

カナダへの移住を決意した理由について、ショア氏は「トランプ大統領の恥知らずな振る舞いが、反対勢力の力を奪ってしまった」と6月16日にガーディアンに掲載されたインタビューで述べた。

また、堂々と不正を行うトランプ氏のせいでアメリカ政治に過激主義が常態化していることに強い危機感を覚えている、と警鐘を鳴らしている。

陸軍創設250周年を記念してワシントンD.C.で行われた軍事パレード(2025年6月14日)陸軍創設250周年を記念してワシントンD.C.で行われた軍事パレード(2025年6月14日)

ショア氏の考える最悪のシナリオとは

ショア氏は2016年にトランプ氏が大統領選挙に勝利した時にも移住を考えたが、この時は夫のスナイダー氏がとどまって闘うべきだと訴えたと明かしている。

しかし、2024年にトランプ氏が再選した後は、もうアメリカにはいられないと決意したという。

ショア氏は、夫に比べて自分は不安を感じやすく神経質だとしつつ、最悪の事態として「内戦」もありうると考えていると語った。

「私が恐れているのは、アメリカが内戦へと向かうことです。銃があふれていますし、銃暴力も非常に多い。アメリカには暴力への慣れがあります。それはヨーロッパ人には理解しがたいものです」

また、2024年にトランプ氏に投票した人々について、「十分に考える時間があったのに、この人物を選んだのです。それに対する嫌悪感をどうしても拭い去ることができませんでした」と語っている。

「私はこう思いました――『人々はこれを望んだのだ。でも私はこんなものとは関わりたくない』」

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Source: HuffPost