06.17
男性同士が親密になるのは「危険」?NHK Eテレの番組映像に批判の声 ➡︎ 公式は投稿を削除、サイトでも非公開に
「#バズ英語」の予告映像よりNHK Eテレの番組の予告映像が、同性愛に対する差別や偏見を招く内容だとして、物議を醸している。
批判が上がっているのは、6月17日午後7時半から放送予定の「#バズ英語〜SNSで世界をみよう」の予告映像と、映像を紹介する番組公式のX投稿だ。
番組公式は17日午後、問題となっていたXの投稿を削除した。また、公式サイトで公開されていた予告動画も見られなくなっている。
「なんだか危険な香り」と投稿
約1分半の予告映像では、人気ボーイズグループINIのメンバー2人が、「英語コント」に挑戦する場面が映っている。
コントは、海外のカフェで隣り合わせた初対面の2人が、会話を繰り返す中で次第に仲を深めていく、という設定だった。画面上には、「INIが爆笑コントで実践!会話のキッカケ英語フレーズ」との文字が書かれていた。
2人は英語で天気やおすすめのメニューの話などをした後、「君はとてもハンサムだ。オシャレだし素晴らしい」「ありがとう、君もだよ」と褒め合ったり、「日本から来たんだ」「日本大好き」と会話して握手したりした。
予告動画では、2人のやりとりを受け、番組MCの爆笑問題の太田光さんが「これ以上進むと危険」とコメントし、スタジオで笑いが上がる場面までが映っていた。
番組の公式Xアカウントは、この映像を紹介した投稿で「なんだか危険な香り…この後どうなっちゃうの…!?」とつづっていた。
この動画と投稿に対し、「男性同士で親密になることのどこが『危険』なのか?」と疑問を呈する声や、「男性同士がロマンティックに親しくなることを『危険』として茶化し、それを“面白さ”として予告に使う構造、完全に差別」「男性同士でコミュニケーションを取り親密になること=『危険』という考えは同性愛嫌悪」といった批判が上がっている。
【画像】「なんだか危険な香り」。批判が上がっているNHK Eテレの「#バズ英語」のX投稿
毎年6月は、多様な性のあり方を祝福し、LGBTQの権利について啓発を促すイベントやパレードが世界各地で行われる「プライド月間」だ。
そのため、今回のNHK Eテレの番組公式のX投稿と予告映像に対して、「よりによってプライド月間に」などと失望する声もある。
タブー視する表現は、「許されないもの」という前提に立っている
LGBT法連合会が作成した「LGBTQ報道ガイドライン」は、同性愛を「禁断の愛」などと表現してタブー視することは、「同性愛が許されないものだという前提に立ってしまって」いるとして、こうした表現に注意するよう呼びかけている。
ハフポスト日本版はNHKにコメントを求めており、回答があり次第、追記する。
Source: HuffPost




