2025
06.13

1500年前の地下墳墓、壊れた住居から見つかる。再建中のシリア内戦の激戦地で

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シリア北部で、住宅の再建工事中に1500年以上前のビザンチン時代の地下墳墓が発見された。

AP通信によると、地下墳墓が見つかったのは、イドリブ県のマーラト・アルニューマン。14年に及んだシリア内戦の激戦地の一つで、2024年12月にアサド政権が崩壊したことを受けて、地域の再建が本格化する中で発見されたという。

【画像】ビザンチン時代の地下墳墓と出土品

Sky Newsによると、建設業者が住宅の再建作業中に石造の開口部を発見。通報を受けた専門チームが現地調査したところ、2つの墓室とそれぞれ6基の石棺が確認され、石柱の一部には十字の印が刻まれていた。陶器やガラス片も出土しており、専門家はこれらの特徴からビザンチン時代のものであると判断したという。

イドリブ考古局のハッサン・アル・イスマイル局長は、CTV Newsに「イドリブにはシリアの遺跡の3分の1にあたる約800の考古遺産が集中している」と説明している。

地元住民の声として、「かつては多くの外国人観光客が遺跡を見るためにこの町を訪れていた。文化財を守り、修復することで、観光と経済の再生につながるはずだ」とCTV Newsが報じている。

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Source: HuffPost