06.11
トム・クルーズ、16回の燃えるパラシュートジャンプでギネス記録更新 『ミッション:インポッシブル』撮影で
映画『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』の撮影中、トム・クルーズが驚異的なスタントを成功させ、ギネス世界記録に新たな名を刻んだと、CBS Newsなどが報道しています。
クルーズは、「最も多くの燃えるパラシュートジャンプを行った人物」として認定されました。
【動画】凄すぎる…!燃え盛るパラシュートと共に落下するトムクルーズ
このスタントでは、燃料を浸したパラシュートを背負いヘリコプターから飛び降り、ジャンプ後10秒以内に炎を点火しながら地面に向かって落下。
スタントの裏側を収めた映像で、クルーズは「ツイストから抜け出し、10秒以内に点火しなければならない」と語っており、その技術的な難しさが伺えます。
実際には、炎上したパラシュートを数秒間使用した後、切り離して予備のパラシュートを展開し、安全に着地していました。撮影チームによると、パラシュートは非常にはやく燃え尽きるため、十分な映像を撮影するためには複数回のジャンプが必要だったとのこと。最終的には、16回ものジャンプを成功させ、ギネスの記録に名を連ねました。
クルーズは『ミッション:インポッシブル』シリーズでこれまでにも数々の驚愕のスタントを披露しており、飛行機にしがみついたり、世界一高いビルを登ったり、バイクで崖を飛び降りてパラシュートで着地するシーンなど、アクションの限界を押し広げる姿が話題を呼びました。
2018年の『ミッション:インポッシブル フォールアウト』では、空から自由落下しながらパラシュートを開く「HALO(高高度低開傘)」ドロップをカメラの前で成功させ、さらにそのスタントの先駆者としても名を馳せました。
ギネス世界記録の編集長クレイグ・グレンドレイは、クルーズを「アクションヒーローを演じるだけでなく、彼自身がアクションヒーローである」と賞賛しました。
今回の記録は実はクルーズにとっては2つ目のギネス世界記録となります。彼は「連続して1億ドル以上の興行収入を記録した俳優」としてのタイトルも保持しており、2012年の『ジャック・リーチャー』から『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』までの11本の映画がその条件を満たしています。
『ミッション:インポッシブル – ザ・ファイナル・レッキング』は、5月に劇場公開され、シリーズの第8作目として大きな話題を呼んでいます。
Source: HuffPost




