2025
06.09
06.09
ベトナム・フエで「国宝」の玉座が損壊。男がよじ登って肘かけを壊す「前例のない事件」
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ベトナム中部の古都フエにある阮朝(グエン朝)のタイホア宮殿で、国宝に指定されている皇帝の玉座が破壊される事件が発生したと、地元メディアなどが報じています。
Viet Nam Newsによると、事件が起きたのは5月24日の正午過ぎ。チケットで入場した男が立ち入り禁止区域に侵入し、玉座によじ登りました。その際、叫び声を上げ、左前方のひじ掛けを破壊するなどの被害を与えました。男は警察に拘束されました。
フエ・モニュメント保存センターの所長は、男は事件当時、薬物使用の兆候が見られたとVnExpressの取材に説明。「警察が現場を調べ、捜査を始めました。今後損傷の程度を明らかにする」と述べました。
Viet Nam Newsによると、タイホア宮殿は、阮朝時代に皇帝が国事や大使の歓迎、裁判など取り行った最も重要な建造物であり、中央に据えられた玉座は2015年に正式に「国宝」として認定されていました。
玉座は、深い歴史や文化価値を持つ唯一無二の芸術品で、高さ101センチ、幅72センチ、奥行きは87センチ。木造で赤い塗装と金メッキが施されています。
フエ市人民委員会はこの事件を「極めてまれで前例のないもの」として非難。保存センターは、玉座を王立古美術博物館内の保管施設の移送し、代わりにレプリカを展示すると発表しました。
Source: HuffPost




